エステサロンの集客は、年々環境が変化しています。
例えば、以下のような悩みを感じているサロンも多いのではないでしょうか。
- 競合サロンが増え、差別化が難しくなっている
- 広告媒体が多様化し、選択に迷いやすい
- 従来の集客方法だけでは安定しにくい
- ポータルサイトは費用対効果や利益率に課題がある
予約数は確保できても、経営的な安定につながりにくいと感じることもあるでしょう。
こうした背景から、近年は複数の集客手法を組み合わせて活用する考え方が一般的になってきています。その中の一つとして、Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)を活用したMEO対策が注目されるようになっています。
この記事では、エステサロンにおけるMEO対策について、基本的な考え方や活用方法、注意点を整理して解説します。自店の集客施策を見直す際の参考情報としてご活用ください。

坂 紗希(ばん さき)|LISH株式会社 デジタルマーケティング事業部
LISH株式会社デジタルマーケティング事業部に所属。MEO(Googleビジネスプロフィール)対策とInstagram広告を中心に、実店舗の集客支援を担当。SEOライティングの実務経験を活かし、Google検索やマップで選ばれやすい店舗情報の最適化と、MEO投稿・運用による改善を行う。
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目次
エステサロンにおけるMEOとは?

MEOとは、Map Engine Optimizationの略称で、Googleマップ上で自店舗を上位表示させるための対策を指します。 具体的には、Googleビジネスプロフィールの情報を更新することで、Googleマップでお店を探している見込み客から、選んでもらいやすい状態を作ることができます。
例えばエステサロンでは、「エステサロン 池袋」や「近くのエステ」といった地域名を含む検索が多く行われます。
これらの検索結果では、通常のWebサイトよりも先にGoogleマップが表示されるのが特徴です。
そのため、地域検索で自店舗が上位に表示されているほど、サロンを知ってもらえる機会が増えます。
施術内容や雰囲気、口コミを事前に確認できるGoogleマップは、来店前の不安を解消し、予約を後押しする役割を持っています。
エステサロンがMEO対策をするメリット3選
エステサロンがMEO対策を行うことで、広告やホットペッパービューティーだけに頼らない集客が可能になります。
ここでは、エステサロンがMEO対策を行うことで得られる代表的なメリットを3つ紹介します。
1.来店意欲が高いユーザーに見つけてもらえる
MEO対策の最大のメリットは、来店意欲が高いユーザーに直接アプローチできる点です。
Googleマップで検索するユーザーは、「今すぐ行けるエステサロン」を探しているケースが多く見られます。
そのため、Googleマップ上で上位表示されることで、自然と予約につながりやすくなります。
広告とは違い、実際にエステサロンを探して検索している人に情報を届けやすいのがMEOの強みです。
実際に弊社がMEO対策を支援したエステサロンE社では、支援開始から2ヵ月目に、Googleビジネスプロフィール経由で新規のお客様から2件の電話問い合わせがありました。広告以外の集客経路として、少しずつ成果が見え始めています。
2.他の媒体より低コストで運用できる
MEO対策は、他の集客媒体と比べてコストを抑えやすい点も大きなメリットです。
Googleビジネスプロフィールは無料で利用でき、情報掲載に費用はかかりません。
エステサロンの情報を正しく設定し、継続的に運用することで、一定の集客効果が期待できます。
特に広告費の負担を減らしたいエステサロンにとって、MEOは相性の良い施策と言えるでしょう。
3.口コミ・評価が集客資産になる
エステサロンがMEO対策を行うことで、Googleマップ上に口コミや評価が蓄積されていきます。
口コミ件数が多く、評価が高いサロンほど、初めて来店を検討するユーザーに安心感を与えやすくなります。
エステサロンは施術内容や雰囲気が事前に分かりにくいため、第三者のリアルな声が重要です。
MEO対策によって継続的に口コミを集めることで、来店前の不安が軽減され、予約や問い合わせにつながりやすくなります。
さらに、口コミへの丁寧な返信を続けることで、サロンの誠実な姿勢が伝わり、信頼感の向上にもつながります。

吉田 和史(よしだ かずし)|LISH株式会社 代表取締役CEO
Googleマップで上位表示される仕組み【MEOの基本構造】

エステサロンがMEO対策で成果を出すためには、Googleマップの表示順位がどのように決まるのかを理解することが重要です。
Googleマップの表示順位は、主に以下の3つの要素で決まります。
- 関連性(検索キーワードとの一致度)
- 距離(検索地点からの近さ)
- 知名度(口コミ・情報量・行動データ)
ここでは、エステサロンがMEO対策を進めるうえで押さえておきたい、Googleマップで上位表示される基本的な仕組みを分かりやすく解説します。
関連性(キーワード・カテゴリ)
関連性とは、ユーザーが検索した内容と、店舗情報がどれだけ合っているかを示す評価要素です。
主にGoogleビジネスプロフィールに設定しているカテゴリや、店舗説明、施術メニューの情報などが影響します。
どんなエステサロンなのか、何を提供しているのかが分かりやすく整理されている店舗ほど、検索内容との一致度が高いと判断され、評価されやすくなります。
距離(検索地点との位置関係)
距離とは、ユーザーが検索した場所から店舗までの近さを示す要素です。
この点は店舗側で直接コントロールすることはできませんが、どのエリアのユーザーに来てほしいのかを意識した情報設計は重要になります。
例えば駅名や地域名を意識した情報を整えておくことで、商圏内の検索に強くなる可能性があります。
知名度(口コミ・情報量・行動データ)
知名度とは、エステサロンがオンライン上でどれだけ認知されているかを示す評価要素です。
Googleマップ内の情報だけでなく、自社サイトや他社サイトの記事、ホットペッパービューティーなどのポータルサイトなどに店舗情報が掲載されているかも影響します。
また、Googleの口コミに加え、SNSの投稿やポータルサイト内の口コミなど、店舗について言及されている情報があるほど、信頼性が高いと判断されやすくなります。
こうした情報や口コミが積み重なることで、実際に選ばれている店舗として評価され、Googleマップ上での表示にも良い影響を与えます。
エステサロンのMEO対策の始め方【基本編】

出典:Googleビジネスプロフィール(https://business.google.com/jp/business-profile/)
ここでは、エステサロンがMEO対策を始める際に、最初に確認すべきポイントと登録から初期設定までの流れを分かりやすく解説します。
これからMEOに取り組む方でも迷わず進められるよう、基本的な手順に絞って説明します。
Googleビジネスプロフィールに登録されているかを確認
まずは、自店舗がGoogleビジネスプロフィールに登録されているかどうかを確認します。
すでに店舗情報が表示されている場合でも、オーナーとして管理できる状態になっていないケースは少なくありません。
管理権限を取得していないと、営業時間の変更や写真の追加、口コミへの返信などが行えません。
そのため、MEO対策を始める前に、必ずオーナー確認が完了しているかを確認しましょう。
Googleビジネスプロフィールの登録方法
Googleビジネスプロフィールに未登録の場合は、これから登録方法を順番に解説していきます。
個人用のアカウントでも登録は可能ですが、店舗専用のアカウントを用意しておくと、管理や引き継ぎがしやすくなります。
ここで入力する情報は、Googleマップにそのまま表示されるため、誤りがないかを必ず確認してください。
この確認が完了してはじめて、店舗情報の編集や写真の追加、口コミへの返信などが行えるようになります。
登録直後に必ず設定しておくべき基本項目
Googleビジネスプロフィールは、登録しただけでは十分な効果は期待できません。
登録直後に基本項目をしっかり設定することで、MEO対策の土台を作ることができます。
店舗情報を詳細に登録する
施術内容やサロンの特徴を具体的に記載し、どのようなエステサロンなのかを分かりやすく伝えます。
営業時間や定休日に加え、支払い方法や予約の可否など、入力できる項目はできるだけ埋めていきます。
情報が充実しているほど、来店前の不安が減り、安心して選ばれやすくなります。
写真・動画を登録する
店内の雰囲気や施術スペース、スタッフの様子が分かる写真や動画を追加します。
写真や動画が多く掲載されていて雰囲気が伝わる店舗ほど、競合と比較された際に有利になります。
商品・サービス内容を充実させる
エステサロンの場合は、Googleビジネスプロフィールで「商品」「サービス」を設定できるため、具体的な施術内容、施術中のイメージ画像を設定しておきましょう。
メニュー内容が明確なエステサロンほど、予約へのハードルは下がりやすくなります。
エステサロンがMEO対策でやるべきこと【運用編】
Googleビジネスプロフィールは、登録して終わりではなく、日々の継続した運用が重要です。
ここでは、エステサロンがMEO対策で実際に取り組むべき具体的な運用ポイントを解説します。
Googleビジネスプロフィールの情報を最適化する
まず重要なのは、Googleビジネスプロフィールの基本情報を常に正確な状態に保つことです。
営業時間や定休日、電話番号が実態と異なると、ユーザーの離脱や機会損失につながります。
施術内容やサロンの特徴も、メニュー変更や価格改定があった際は、必ず反映させましょう。
特にカテゴリや説明欄は、検索キーワードとの関連性を高める重要な項目です。
来店後のイメージが分かる写真・動画を掲載する
写真や動画は、エステサロンの雰囲気を視覚的に伝える最も重要な要素です。
- 外観
- 受付・待合スペース
- 施術スペース
- カウンセリング風景
これらのように、来店の流れが分かる写真を意識して掲載します。
スタッフが写っている写真を入れることで、サロンの安心感や親しみやすさも伝わりやすくなります。
写真は一度にまとめて登録するのではなく、定期的に追加していくことが評価向上につながります。
口コミ獲得と返信を継続的に行う
MEO対策では、口コミの件数と質が集客しやすさに直結します。
施術後の満足度が高いタイミングで、スタッフから自然に口コミ投稿を案内する仕組みを作りましょう。
口コミには必ず返信し、感謝の言葉とともに、施術内容に触れたコメントを返すことがポイントです。
返信内容からサロンの接客姿勢が伝わるため、来店前のユーザーにも良い印象を与えます。
週1でキーワードを含めた最新情報を投稿する
Googleビジネスプロフィールの投稿機能は、情報の鮮度を保つために活用すべき機能です。
週1回を目安に、キャンペーン情報や施術紹介、季節に合わせた内容を投稿しましょう。
投稿文には「エステ」「フェイシャル」「地域名」など、検索で狙いたいキーワードを自然に含めます。
無理に詰め込まず、ユーザーにとって分かりやすい文章を意識することが重要です。
弊社がMEO対策を支援したエステサロンY社では、毎週の投稿運用を継続した結果、支援開始から半年で主要な4キーワードにおいてGoogleマップ3位以内を獲得しました。
また、Googleビジネスプロフィールの閲覧数も、870から1,073へと増加しています。
競合エステサロンのMEO対策状況を定期的に分析する
MEO対策では、競合エステサロンの状況を把握することも欠かせません。
同じエリアで上位表示されているサロンの写真や口コミ数、投稿内容を定期的に確認しましょう。
競合の強みを参考にしながら、自店舗ならではの特徴を打ち出すことが差別化につながります。
分析と改善を繰り返すことで、MEO対策の効果を安定的に高めていくことができます。

坂 紗希(ばん さき)|LISH株式会社 デジタルマーケティング事業部
エステサロンがMEO対策する際の注意点
MEO対策は正しく運用すれば高い効果が期待できますが、やり方を間違えると逆効果になることもあります。
ここでは、エステサロンがMEO対策を行う際に注意すべきポイントを解説します。
ガイドラインを守ってMEO対策を行う
Googleビジネスプロフィールには、情報の正確性や表記方法に関するガイドラインが定められています。
ガイドラインに違反すると、プロフィールの表示制限や停止が行われ、結果として集客に影響が出る恐れがあります。
特に、虚偽の情報を掲載したり、実態と異なるサービス内容を記載する行為は避けましょう。
正確で分かりやすい情報を掲載し、来店するユーザー目線を意識した運用が重要です。
ネガティブな口コミを放置しない
エステサロンを運営していると、ネガティブな口コミが投稿されることもあります。
そのような口コミを放置すると、来店前のユーザーに不安を与えてしまいます。
内容を真摯に受け止め、改善点やお詫びの気持ちを丁寧に返信することが大切です。
誠実な対応を行うことで、サロンの信頼感を高めることにもつながります。
不自然にキーワードを盛り込まない
MEO対策では、キーワードを意識した情報発信が重要ですが、過度な詰め込みは逆効果です。
不自然な文章はユーザーに違和感を与え、サロンの印象を下げてしまう可能性があります。
キーワードは自然な文脈で使用し、読みやすさを最優先に考えましょう。
ユーザーにとって有益な情報を発信することが、結果的に評価向上につながります。
エステサロンがMEO対策で集客効果を最大化する方法
MEO対策は他の集客施策と組み合わせることで、集客効果の最大化が期待できます。
ここでは、エステサロンがMEO対策の効果を最大化するための具体的な組み合わせ方法を紹介します。
ホットペッパービューティーとMEOを連携させて集客効果を高める
ホットペッパービューティーは、来店意欲が高いユーザーが多く利用する予約サイトです。
Googleマップから店舗情報を見たユーザーが、予約先としてホットペッパービューティーを利用するケースも多くあります。
そのため、Googleビジネスプロフィールとホットペッパービューティーの情報を一致させることが重要です。
営業時間やメニュー内容、写真の雰囲気を統一することで、ユーザーの迷いを減らすことができます。
また、ホットペッパービューティーの口コミ評価が高い場合は、その実績が信頼材料として働きやすくなります。
Googleビジネスプロフィールとサロンの予約サイトを連携させることで、検索から予約までの導線をスムーズに整えることが可能です。
SNS(Instagram・LINE)とMEOを組み合わせて来店につなげる
SNSは、エステサロンの世界観や雰囲気を視覚的に伝えるのに適した媒体です。
Googleマップで店舗を知ったユーザーが、Instagramを確認してから来店を判断するケースも多く見られます。
そのため、GoogleビジネスプロフィールからInstagramやLINEにアクセスできるよう設定しておくことが重要です。
Instagramでは施術風景やビフォーアフターを発信し、サロンの魅力を直感的に伝える役割を持たせましょう。
一方でLINEは、来店後のフォローやリピート促進を目的とした運用に向いています。次回予約の案内や限定クーポンの配信を行うことで、再来店につなげやすくなります。
MEOで新規来店を獲得し、LINEで継続的な関係を作ることで、安定した集客基盤を構築することができます。
エステサロンがMEO対策する際のよくある質問
ここでは、エステサロンのオーナーや担当者からよく寄せられるMEO対策に関する質問をまとめました。
自分でやるのと外注はどちらが良い?
結論から言うと、時間をかけて運用できる場合は自分で行い、難しい場合は外注を検討するのがおすすめです。
Googleビジネスプロフィールの登録や情報更新、口コミ返信などは、基本を理解すれば自分でも対応できます。
日常業務の中で定期的に更新でき、試行錯誤しながら改善していける方は、自社運用でも十分に効果が期待できます。
一方で、競合分析や改善施策まで含めて取り組むには、専門知識と継続的な工数が必要になります。
忙しくて運用に時間を割けない場合や、早く成果を出したい場合は、MEO対策を外注するのも有効な選択肢です。
MEO対策を外注する際の価格はどれくらい?
結論から言うと、MEO対策の外注費用は、依頼する内容や業者によって大きく異なります。
一般的な相場としては、初期費用が数万円、月額費用が2万円〜6万円前後となるケースが多く見られます。
プランによって、初期設定のみを行うものや、運用まで含めたものなど内容に差があります。
価格だけで判断するのではなく、どこまでの業務を代行してもらえるのかを事前に確認することが重要です。
LISH株式会社では、エステサロン向けのMEO対策を月額1.5万円〜4万円で提供しています。
代行内容に応じて料金は変動しますが、初期設定から運用サポートまで柔軟に対応しています。
競合が多いエリアでも上位表示できる?
競合が多いエリアでも、MEO対策によって上位表示を目指すことは可能です。
成果が出るまでの期間は差があり、早ければ3ヵ月程度で変化が見られるケースもあります。
一方で、競合が多く他サロンもMEO対策に力を入れているエリアでは、半年以上かかることも珍しくありません。
上位表示を目指すためには、口コミの質や件数を増やしたり、写真を定期的に追加したりする必要があります。
どこまで力を入れるべきかは、サロンがある地域で競合がどの程度MEO対策を行っているかによって異なります。
短期間で結果を求めすぎず、競合状況を見ながら継続的に改善を続けることが、上位表示への近道です。
まとめ|エステサロンのMEO対策はLISH株式会社へ
エステサロンの集客において、MEO対策はGoogleマップから選ばれるために欠かせない施策です。
初期設定を正しく行い、継続的に運用することで、広告などの集客施策と合わせて、安定した集客を目指すことができます。
LISH株式会社では、エステサロン向けにMEO対策の初期設定から運用までを月額1.5万円〜4万円でサポートしています。
Googleビジネスプロフィールの設定に不安がある方や、MEO対策を検討中の方はお気軽にご相談ください。
LISH株式会社では、店舗事業者向けの支援サービスを行っております。
(WEBサイト・LPサイト制作、MEO対策、WEB広告運用、ホットペッパービューティー運用コンサル・代行サービス etc…)
ご興味がある方は無料相談を実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

吉田 和史(よしだ かずし)|LISH株式会社 代表取締役CEO
LISH株式会社 代表取締役CEO。店舗集客に強いWebマーケターとして、MEO対策(Googleビジネスプロフィール)、Google/Yahoo/Meta広告運用、LP・Webサイト制作、Webコンサルティングを軸に支援を行う。自社でもフランチャイズ加盟の実店舗を4店舗運営し、現場のオペレーションと数字に基づく改善に強み。累計300社以上の店舗支援実績を持つ。
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