フリーランスでお金がない…【独立は簡単ではないけど目指しますか?】

フリーランスでお金がない【独立は簡単じゃないけど目指しますか?】

フリーランスを始めてみたけど、お金がない…。上手く稼げないし、このままだとフリーランスを続けていけないけどどうしよう。

こんにちは、Yoshi(@kazushiyoshidaa)です。

フリーランスとして現在活動している人も、これからフリーランスを目指している人も「好きなことで稼げるようになりたい」「会社に雇われずに、自分でライフスタイルを作りたい」と考えている人は多いのではないでしょうか。

実際に、僕も好きなことをベースに「旅と仕事」をしたいと思い、2年ほど前にフリーランス(個人事業主)として活動を始めました。

フリーランスとして活動を始めた1年目は、思った以上に「お金が稼げない…。」なんてこともあり、不安が多い時期もありました。

その時の経験も含めて、フリーランスのお金事情について書いて行こうと思います。

会社員としてではなく、個人のスキルをもとに「フリーランス」としての働き方に興味がある人は参考にしてみて下さい。

とりあえず独立してみたけど、仕事がない。お金が稼げない。

もともと、僕は高卒でニート期間後に、フィリピン・セブ島で留学とインターンを通じて1年ぐらい滞在の後、日本に帰国し会社員(サラリーマン時代)を2年ほど過ごして、フリーランスになることを決意しました。

高卒で海外に行くことを決めた理由については、また別の記事で解説しています。

高卒で学歴なしでも海外に行くべき理由【新たな人生の挑戦】

まずは、前置きとして順に経歴を。

サラリーマン時代

サラリーマン時代

会社員時代は、まずは学歴が高卒で職種の選択肢もそこまで多くなかったため営業職に就職しました。今だから言えますが、割とブラックな会社でゴリゴリの営業であまり馴染めなかったため半年で辞めました。笑

ただ、この時点ではフリーランスという働き方も主流ではなく、当時20歳の頃で再就職するしかないか〜。という感覚で自分の経験を活かせる留学カウンセラーの職種で留学・英語関連の会社に転職しました。

その会社は、社員が3名ほどしかいないベンチャー企業で、僕的には幸運なことに「なんでも1人でやらなければいけない環境」が整っており、営業・カウンセリング業務・マーケティング業務をこなしつつ、正直高卒から半年で前職を辞めているので後がなく半年ぐらいでマネージャーに昇進。

今思うと、「後がない人間は強くなれるな」と感じいています。

その後、部長職まで昇進して新規事業の立ち上げを複数経験して、数多くの経験を2年で培うことができました。

ただ、2年間のうち、ほとんどの時間を仕事に費やしてプライベートがない生活が続きました。

ある程度仕事が落ち着いてきたときに、「ほんとうにこれがやりたいことなのか?」「このままこの会社で働き続けるのか?」と考えて、ちょうど2年を立つ頃に仕事を辞めました。

このときが23歳になるぐらいの時期で、日本の平均年収の倍ぐらいは稼いでいました。

とりあえず独立すればお金が稼げると思った。

とりあえず独立すればお金が稼げると思った。

その後、独立。

何をするかも決めずに、思いっきりで仕事を辞めました。正直なところを言うと、会社を作ろうかなと思ってましたが、どうにも上手くいかずにフリーランス(個人事業主)という形で活動を始めました。

当たり前ですが、フリーランスとしてお金を稼ぎつつ、活動をするのであれば、仕事が必要ですが僕にはそれを獲得する力も、個人で活動するスキルも一切持ち合わせていませんでした。

勢いでフリーランスになり、お金を稼ぐための方法・スキルを学ぶ。

勢いでフリーランスになり、お金を稼ぐための方法・スキルを学ぶ。

経歴はさておき、勢いでフリーランスになりました。

小さな会社で、自分のスキルを大いに身につけたと思ってましたが、会社員で働くことと個人の力で働くスキルは全く異なります。

初期段階は、全く仕事もなく、お金も稼げずにいました。

そこで始めたのが自分のスキルを高めるということです。

事業コンサルの仕事

フリーランスを始めるなら社会で戦えるスキルが必要と思い、僕自身は個人で稼げるほどのスキルは一切持ち合わせていなかったため、「事業コンサル」というコンサル活動を一番最初に始めました。

他の人と比べて僕ができるスキルは、会社員時代に培った新規プロジェクトの立ち上げからマーケティング・オペレーションを円滑に回していくスキルだったため、そこからスタート。

ひたすらスタートアップの経営者に会えるように活動して、営業を行い、事業コンサルを始めました。

後に、マーケティング知識を学び、マーケティングコンサルとして現在はメインで活動しています。

このときは、月額10〜20万円ぐらいの報酬で活動していたため圧倒的にお金が稼げるなんてことはありませんでした。

ウェブサイト制作の仕事

なんとか、コンサルの仕事が回りつつ、始めたのがウェブサイト制作の案件。

コンサルから派生して、ウェブサイト制作を受注。正直、ウェブサイトを作る知識は全く無かったのですが、とりあえず受注してから考えようということで始めました。

知識がなくてかなりしんどかった案件ですが、それを乗り越えることで一般的なウェブサイトなら作れるようになりました。

フリーランスとして稼げるようになることを考えるのであれば、自分のレベルより高い案件を受注することで自分の可能性を広げてくれます。

僕の場合は極端ですが、ウェブデザインやウェブサイト制作なのであれば、受注してみて出来なければ知り合いに頼んでみたり、クラウドソーシングに案件を投げて見るなんてことも可能です。

収益の分散化のためにアフィリエイトを始める

全くフリーランスでお金を稼げない時期が続いて感じたのが、「安心感」がないということ。

コンサルであれば、だいたいは半年から1年ぐらいの期間でコンサルが不要になることも。いつなくなるか分からない案件のため、決して安定しているとは言えません。

ウェブ制作も同じで毎回決まった額の案件を受注できるとは限りません。

そこで始めたのが、アフィリエイト。僕の場合は、このブログもそうですし、いくつかのウェブメディアを運営して広告収益(ASP・Adsense)を稼いでいます。

半年ぐらいは全く報酬が発生してませんでしたが、現在は月収で60〜70万円ぐらいは安易的に発生しています。

詳しくは、「ウェブ系フリーランスがアフィリエイトをやるべきメリット【経験談】」の記事でも解説していますが、フリーランスは収益の分散化のために始めるべきです。

ただ、アフィリエイトも継続して活動する意志がないと稼げるようになりません。

フリーランスは稼げる。でも簡単ではない。

フリーランスで稼げるようになるには、自分が出来ることを増やして常にスキルを高めていく必要があります。

「簡単に稼げる」と思ってフリーランスを僕はスタートしましたが、実際は活動1年目で貯金と借りたお金の総額400万円を投資と事業立ち上げで失敗して全額失っています。

貯金0、安定した収入がほぼないという時期もあり、正直「フリーランスつらい…。」と感じたときもありました。

関連記事:【悲報】フリーランスはつらい。自由な生活考え方は間違い

世の中に絶対は存在していないですし、簡単に稼げるなんてことはありません。

月収20万円とかそれぐらいの金額で良いのであれば、すぐにでも稼げるようになりますが、「自分のやりたいこと」は実現できないはずです。

フリーランスになることは簡単ですが、稼げるようになるにはそれ相応の努力が必要です。

それでもフリーランスになりますか?

それでもフリーランスになりますか?

フリーランスは最高の働き方ですが、10人に10人がフリーランスとして継続的に活動できるわけではありません。

僕みたいに準備なしにフリーランスになるのも危険なので、勢いと行動力は大切ですが後悔しないように、準備は必須です。

その中で、フリーランスとして稼げるようになる上で感じた5つのスキルは以下です。

  1. マーケティング力・情報発信力・営業力
  2. 事業活動のための会計関連の知識
  3. タイムマネジメント能力
  4. 仕組み化・組織化・外注化スキル
  5. GRIT やり抜く力

順に解説していきます。

1.マーケティング力・情報発信力・営業力

ひとまとめにしましたが、マーケティング・情報発信・営業のスキルはフリーランスとして活動する上で必須です。

フリーランスとして活動するには、仕事を獲得する方法を何らかの手段で持っている必要があります。

デザインやライター、ウェブサイト制作などスキルを持っていてもそれをアピール出来なければ仕事になりません。

  • クラウドソーシングで案件獲得をするためにポートフォリオを作る。
  • 自分自身をマーケティングしたり、SNSやブログを活用して情報発信をする。
  • 知人経由などで営業を行う。

など、方法は様々ですが、仕事が継続的に受注できる環境を考えておきましょう。

2.タイムマネジメント能力

フリーランスになって会社員と圧倒的に変わる部分で言うと「時間」という制約です。

会社員時代は、勤務時間や出勤日が既に決められているためそれに沿って仕事をします。

フリーランスとして独立すると働く時間も日も自分で決めていく必要があります。つまり、仕事をサボろうと思えば、サボれます。

「今日、仕事したくないな〜…。」と思えば、その日を休みにすることも可能。

それに加えて、仕事の案件過多になった際は、優先順位や納期を決めてどの案件にどれぐらい時間を掛けるかなどを自分でマネジメントしていく必要があります。

一例ですが、僕の場合はGoogleカレンダーでスケジュール管理をしつつ、Trelloというアプリを使って案件を管理しています。

自分の管理しやすい方法を見つけて、タイムマネジメント方法を考えておきましょう。

事業活動のための会計関連の知識

フリーランスとして活動を始めるのであれば、個人事業主の開業方法や毎月の収支を管理する会計の知識が必須です。

税金関連も同じくで、知らないだけで損することはたくさんあります。

税理士に丸投げする方法もありますが、まずは理解してみるという意味も含めて1年目ぐらいは会計関連は自分でやってみることをおすすめします。

今は、フリーランスが働きやすくなりつつあり、クラウド会計ソフトも充実しているので利用してみましょう。確定申告も簡単に作業が可能です。

僕が利用しているのは、会計管理ソフトの「freee」。入力も楽で、クレジットカードや銀行口座との連携もできるのでフリーランスでお金の管理するならおすすめです。

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仕組み化・組織化・外注化スキル

フリーランスとして安定してお金を稼げるようになり、ある程度の余裕が出来てきたら仕事の仕組み化を考える時期です。

自分の仕事の無駄を最小限にして、案件をこなす力を付ければ自由な時間を捻出することができるようになります。

  • 仕事を仕組み化(テンプレ化)して同じようなことはほとんどしない。
  • フリーランスの活動を組織化して、マネジメントに変わる。
  • 仕事を外注して、得意分野・好きなことに専念する。

僕は、マーケティングコンサルの仕事は基本的にテンプレ化して、同じような資料は一切作らずに、デフォルトのものを活用しつつ、コンサル先にあわせてカスタマイズをしています。

また、仕事の一部を外注しているため自分が得意でないことは、外注をすることで自分が得意なことに専念するようにしています。

フリーランスの活動をしてお金を稼いでいく過程で、効率化を考えるフェーズが出てくるためどのように戦略を練っていくのかを前もって考えておくことをおすすめします。

GRIT やり抜く力

これは余談ですが、最近読んだ本で、フリーランスとして活動したい人におすすめの本。

大きな成果を出した人の多くが、決して才能があるわけではなく、最後までやり抜く力を持っていたから成功まで辿り着いたという内容をまとめた世界的ベストセラー本です。

成功している人は、「才能や素質があった」なんて言われることも多いですが、その素質よりもやり抜く力を持っていれば誰でも目標としていることに到達できる。

フリーランスとして活動して、「好きなことを仕事にする」「自分でライフスタイルを作りたい」と考えているのであれば、グリット(やり抜く力)は大切な要素なので参考にしてみて下さい。

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最後に:それでも、フリーランスは最高に楽しい。

最後に:それでも、フリーランスは最高に楽しい。

フリーランスのお金事情ですが、僕自身つらいなと思うこともたくさんありましたし、簡単にお金を稼げると思ったけど、そう簡単でもありませんでした。

ですが、フリーランスという働き方は最高に楽しいです。

今では、月収100万円以上が当たり前になってきましたが、300万円・500万円・1,000万円のレベルはまだまだ未知数です。何事も初めてのことは、わからなくて難しいことだらけです。

そのため。フリーランスとして活動を始めたいと考えている人は、まずは準備を進めましょう。

まだ、会社員なのであれば会社で稼げるスキルを習得したり、副業レベルでも良いので、「お金を稼ぐ体験をしてみる」なんてこともしておくべきです。

まずは、行動することから始めましょう!

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