学歴高卒から会社員約2年を経て現在はフリーランスとして活動しているYOSHI(@kazushiyoshidaa)です。
この記事では、こんな疑問にお答えします。
- 学歴高卒からでもフリーランスのキャリアは作れる?
- 高卒からおすすめのフリーランスキャリアは?
僕自身は、現役の高卒でフリーランスとして、Webマーケティングでコンサルティングやメディア運営、たまにWeb制作関連の仕事も実施したりして活動をしています。
この記事では僕自身の経験も踏まえて、高卒からフリーランスになる方法についてお話したいと思います。
目次
高卒からフリーランスになれる?
結論として、高卒からフリーランスへのキャリアは可能です。そこまで難易度も高くはないかなと思います。
僕自身も学歴高卒で、高校卒業後すぐに就職したわけでもなく、ニートやフリーター時代を経て会社員を2年間経験。その後にやっとフリーランスとして活動を始めることが出来たという流れです。
会社員自体はパソコンスキルほぼ0状態で苦労しましたが、そんな僕でもフリーランスとして活動が出来ています。
ですが、もちろんフリーランスとして活動を始めるには専門的なスキルや経験を積んでおくことが大事で、市場への自分の価値を高めることができれば継続的な活動が可能です。その際に「あなたの学歴を教えてください」と聞かれることはまずないので、学歴が高卒だからフリーランスになれないということは決してありません。
求めているスキルや依頼事項に対して、しっかりと対応さえしてくれれば企業としてはリスクがないため学歴は関係ないです。
僕も学歴が理由で仕事が受注できなかったことは一切ないですし、そもそも学歴を聞かれることがないので高卒でも気にする必要はありません。
フリーランスの活動は場所に縛られずに、ある程度自分の裁量を持って働くことができているので「旅と仕事」を両立させるというのを一つのキーワードに活動しています。
参考記事:【旅×仕事×フリーランス】世界を旅しながら働くのは最高。
学歴高卒の僕らがフリーランスを目指すメリット
僕は、学歴高卒でフリーランスとして現在活動しているなかで感じているメリットは以下です。
- スキル次第で学歴関係なく収入を増やすことができる
- 学歴関係なくキャリアを自分で作れる
- 自分の好きなことをメインに仕事ができる
社会人としてのキャリアを考えた時に、ベンチャー企業であれば実力次第でキャリアを作れる場合もありますが、学歴がまだまだ重要視されたりすることもあります。
僕自身はベンチャー企業で社員数も少ないフェーズの会社に就職をすることで、ある程度裁量を持って様々な経験を積むことができたので、それが現在のフリーランスの活動の基盤になっているのは間違いありません。
関連記事:高卒でキャリアを積むならベンチャー企業へ就職一択【経験談】
ですが、そうは言っても有名なベンチャー企業には高卒だと相手がされないことも少なからずあるとは思いますし、フリーランスの場合で考えると、スキル次第で学歴関係なく活動ができるため収入も増やしやすいという点があります。
僕の場合は、フリーランスとしてWebマーケティングのコンサルティングをメインで収益を稼ぎつつ、マーケティングの勉強をするためにWebメディアを複数立ち上げて収益を上げています。
あとは、投資も複数していたりとフリーランスでの活動は自己責任だけれども、自分の好きなことややりたいことにいつでもシフトチェンジすることができる環境はメリットが大きいなと。
会社員だと「毎朝通勤をしなければいけない」「行きたくもない飲み会に参加しなければいけない」などと消耗することも多いけど、ストレスフリーを目指して働くのであれば、フリーランスを目指すのは選択肢としておすすめです。
高卒フリーランスに求められるスキル
フリーランスに求められるスキルは僕の経験からお伝えすると以下の3つかなと。
- 仕事への責任感
- 依頼内容に対してのスキルが問題ないか
- コミュニケーション能力が問題ないか
学歴以上に、フリーランスとして活動する上で磨いておくべきスキルですし、メリットはお伝えしましたが、上記の点が出来ていないと「稼げない…。」「上手く行かない…。」ということもあるので一つずつ解説していきますね。
1.仕事への責任感
社会人として当たり前のことですが、フリーランスとして継続的に活動をするのであれば仕事に対する責任感は重要視されます。
きちんと依頼内容に対して、
- 納期に遅れず対応してくれる
- 丁寧に依頼を対応してくれる
ということを発注先の企業は求めているため、依頼をした仕事に対して責任感を持って作業してくれるかという点は依頼を受ける上で大切なポイントです。
そのため、フリーランスで活動をするのであれば「即レスする」というのは必ず意識づけた方が良いです。
メッセージやメールの遅い相手と仕事をするのって経営者やクライアントからすると結構ストレスなんですよね。それをすぐに返信するだけでも他のフリーランスよりも一歩先に行くことが出来ると思います。
もし、「すぐに返事が出来ない内容」「調べなければ分からない内容」も即レスしましょう。
「いついつまでに調べて回答します!」などと期限を明記しておけば、「そこまでに連絡くれるのね」と相手も連絡を待つストレスがないですよね。
相手と気持ちよく仕事ができる関係を作れれば、フリーランスとしての価値は上がっていきます。
2.依頼内容に対してのスキルが問題ないか
「受注したもののスキルが足りていない」ということでは、発注先の企業からしたらフリーランスの価値はありません。
社内のリソースで対応出来ないものを外注という形でフリーランスや専門分野のスキルを持っている人に依頼をしているわけで、スキルの有無は重要かなと。
せっかく受注した案件も「スキル不足で対応できない…。」となっては、再度依頼も入らなくなるので、スキルの習得は必須です。
僕の場合は、フリーランスを始めたての頃は出来ない案件も「出来ます」と言って営業で取ってきてました。ですが、最終的には出来る状態にして相手に納品をするなどをしていたので、「100%スキルがなくてもOK」というところは考えとして覚えておきましょう。
「50%ぐらい理解していて、多分調べたり、勉強すればどうにかなりそう」というレベルなら受注してしまって、そのあと努力すればぶっちゃけどうにかなります。
そうすると案件毎に自分のスキルアップができるので、駆け出しフリーランスなら100%覚えてから受注をし始めるというのででは遅いので、出来そうな範囲でやりながら覚えていくのが正解かなと。
僕の場合は、今となっては責任を持って出来る範囲の仕事に制限をしていますが、スキルを磨きながら案件とともに成長していければフリーランスとしての価値は上がっていくと思います。
3.コミュニケーション能力が問題ないか
最後に、フリーランスとして活動できるのであれば最低限コミュニケーション能力は磨いておきましょう。
1人で担当する仕事もありますが、対クライアントの仕事の場合は、仕事の受注から案件を終わらせるまでコミュニケーションを取る機会が少なからずあります。
先程も説明しましたが、「即レスを心がける」もそうですし、コミュニケーションがしっかりと取れていかないと継続的に仕事をしていくのは難しいかなと。
僕もフリーランスに対して自分が専門分野でないことを、発注側として仕事を依頼することがありますが、コミュニケーション能力がないと話がスムーズに進まないので一緒に仕事する上ではかなり重要になってくるポイントです。
また、フリーランス受託型の案件であれば、リモートでの仕事になるので人脈もあるに越したことはないんですよね。そう考えると人脈形成ができるコミュニケーション能力は必須になってきます。
高卒という学歴関係なく、自分自身を成長させていく環境に身を置くことができればフリーランスとしてのキャリアを積んでいくことができます。
高卒におすすめのフリーランスのキャリアは?
僕自身が、活動しているフリーランスの内容は、Webマーケティング・Webメディア運営がメインでたまにWeb制作です。
それも含めてフリーランスの仕事として代表的なのが
- グラフィックデザイナー・ウェブデザイナーなどのデザイン系の職種
- プログラマー・エンジニアなどのIT系の職種
- SEO・マーケティング・集客関連のコンサル系の職種
など。
ブロガーやYouTuber・ライター・メディア編集者なども様々な業種のフリーランスが増えつつあります。
それで、「どれがおすすめか?」とたまに聞かれることがあるのですが、正直フリーランスの職種でどれがおすすめとかはありません。
フリーランスの働き方って、「好きなこと」「関心のあること」に特化してスキルを伸ばしていくことができるし、「Webマーケティングメインでやっていたけど、プログラマーに転身」みたいなキャリアも簡単に出来るのです。
「Webマーケティング×プログラミング」みたいにスキルの掛け合わせをして自分の価値を高めることも出来ますね。
高卒や学歴・スキルなど以外にも、好きなことを軸に学習に取り組んだほうが苦ではないので結果がでやすいです。
フリーランスで生活をするのは簡単だけど、収入を増やしていくのであれば好きなこと・興味のあることに時間を投下して集中的に学びましょう。
僕自身が実践した内容でお伝えすると、「マーケティングスキル+プログラミングスキル」の取得です。
僕の場合は、マーケティングのコンサルティングがメインで活動をしており、基本的にオンライン上でのやり取りになるためパソコン1台あれば基本的にどこでも仕事をすることは可能です。
マーケティングスキルを勉強をして、SEO対策を学びつつ、自分が運営するメディアでも収益を伸ばしているので「コンサル+メディア運営」という収益の分散化ができます。
そして、プログラミングもある程度できるのでブログやメディア関連の仕事でその知識を加えて、提案内容を増やしていくことが可能。
あまり受注はしないですが、フリーランス活動の中でPhotoshop、Illustratorなどのデザインソフトも普通のレベルまでは使えるので、もし収入が減ってきたらデザインにシフトチェンジも出来なくはないかなと。
こんな感じでスキルの掛け合わせをしていくことで、付加価値を上げていくのがおすすめ。
ウェブサイト制作を目指してフリーランスになる場合でも、マーケティングのスキルを持ったエンジニアという付加価値を語れることになるので依頼も受けやすくなります。
フリーランスという働き方をしてて思うけど、スキルの掛け合わせをするのがおすすめ。
■プログラミング×英語
■プログラミング×Webマーケ
■Webマーケ×英語スキル特化で行くとその道のプロフェッショナルが既にいるので、スキルを掛け合わせながら付加価値をあげつつ、活動するのが良いかなと🤔
— Kazushi Yoshida/吉田 和史 (@kazushiyoshidaa) April 30, 2020
自分の価値を高めるために、スキルの拡張はおすすめです。僕は、「海外経験+マーケティング」「マーケティング+ITスキル」みたいな感じで、1点特化ではなくてスキルをかけ合わせをしていたりしています。
高卒からフリーランスになる方法を解説
最後に、高卒からフリーランスになりたいと考えている方向けに具体的な方法をお伝えしていきますね。
僕がおすすめする流れとしては以下の通り。
- 就職して仕事をしながら勉強をする
- 副業でも良いので案件をもらったり活動してみる
- ある程度スキルが身に付いたらフリーランスへ
就職して仕事をしながら勉強をする
もし、現段階でフリーターなどをしているのであれば、経験を積める市場へ未経験でも良いので、就職しましょう。
おすすめはIT系の業界で、「Webマーケティングを学べる」「プログラミングを学べる」「エンジニアとして経験を積める」などというような感じで、スキルを習得できる業界に就職しましょう。
未経験でもお金をもらいながら学べるのであれば、リスクが一番低いです。僕の場合は、全く関係のないベンチャー企業で働いていたので独立してから「ひたすら勉強して案件受注…」という流れで、結構苦労したので、この方法が一番いいかなと思います。
関連記事:高卒未経験でIT業界に就職は可能?【学歴なしでも挑戦する方法を解説】
もし、既に正社員として働いている方であれば、プログラミングスクールなどで基礎知識を勉強するなんて方法も選択肢としてはありだと思います。
もちろんお金は掛かりますが、投資だと思ってその後フリーランスで稼いで回収するぐらいの気持ちがないと多分成功はできないと思います。
TechAcademy [テックアカデミー]※オンラインで学べるプログラミングスクールです。転職支援もあり、無料体験もできるので試してみましょう。
副業でも良いので案件をもらったり活動してみる
フリーランスとして活動をするのであれば、以下の流れが個人的にはおすすめ。
- 基礎学習
- 案件受注
- 収益安定化
基礎スキルを学んで、だいたい理解できたなレベルで案件を受注してみましょう。副業でも単価が低くてもまずは案件を受注してみて「実際にスキルで売上を上げる」という経験を積むのが大事。
この案件受注に行かずに基礎学習を100%の完成度まであげようとする人が意外と多いのですが、まずは少しでも良いので活動しましょう。
ある程度スキルが身に付いたらフリーランスへ
その上で、ある程度スキルや案件をこなす流れが掴めてきたらフリーランスとして独立するのが良いかなと思います。
僕はいきなり会社を辞めてフリーランスになったので苦労した部分がありますが、会社員でスキルを積みながらお金を貯めつつ、案件をこなして副業しつつ、準備が整っていればフリーランスとしてすぐに活動ができるはずです。
最後に:学歴高卒でもフリーランスというキャリアは作れる
高卒でもフリーランスにというキャリアは作ることはできます。
フリーランスという働き方は自由である反面、もちろん責任感を求められることは多々ありますが、自分の好きなことややりたいことを軸に活動できるので、快適な働き方でもあります。
フリーランスというキャリアを考えているのであれば、行動と継続が全てです。まずは、やりたいことを軸に行動することから始めましょう。
TechAcademy [テックアカデミー]※オンラインで学べるプログラミングスクールです。転職支援もあり、無料体験もできるので試してみましょう。