高卒で学歴なしでも海外に行くべき理由【新たな人生の挑戦】

高卒で学歴なしでも海外留学に行くべき【人生を楽しく生きる】

高卒で海外留学をしたいと思っている。海外に出ていろんな体験をしてみたいけど、留学で必要な条件や費用もわからないし、周りが理解してくれるかわからない…。

「旅と仕事」を両立しながら活動しているYoshi(@kazushiyoshidaa)です。会社員・フリーランス活動を経て現在は東京を拠点にWebマーケティングの会社を経営しています。そんな僕の最終学歴は高卒。フリーター(ほぼニート)の状態から日本を飛び出し、海外留学に行きました。

留学といっても語学習得が目的もあれば、大学など進学が目的は人それぞれですが「とりあえず海外に出てみる」というのは、人生の選択しとしてありだと僕は考えています。

日本の社会だとまだまだ学歴が重要視されていて、「大学を卒業してそのまま就職する」みたいな流れが一般的。そのため僕自身も「高卒でなんで海外行くの?」みたいな周りからの目はありましたが、結論として高卒で海外に出る選択をして良かったなと思っています。

「高卒から海外留学」という流れを選んだ理由は、単純に楽しそうだと思ったから。

高卒で学歴がなくても人生楽しめるし、好きなときに旅行に行ったり、海外に行ったりすることは可能です。学歴が全てではなく、人生を変えるチャンスは誰にでもあるなと思っています。

この働き方のきっかけをくれたのが、海外留学。この記事では、僕自身の経験から留学に行くべき理由をお話しできればと思います。

前置き:高卒から海外留学に行こうと思ったきっかけ

前置き:高卒から海外留学に行こうと思ったきっかけ

高校を卒業するときに、明確に海外に行きたいというのは決まっていませんでした。

実際、高校を卒業してからほぼ何もしていないニート期間もありました。でも、周りが当たり前のように大学生活を送っているのを見ていると、。自分の中で「このままではいけない」という感覚が少しずつ芽生えてきました。

周りが大学に進学して「大学生」という肩書の上で、社会人になる前の4年間という貴重な時間的猶予を持ちながら最大限好きなことに取り組んだり、キャリアについて考えていたり。単位を取ることで進級ができて、最終学歴大卒を手にして、高卒よりは良い条件で就職活動もできるというのが当たり前の社会。

そんな環境がある中で、僕は高校を卒業したあとに「明確に何がしたい」というのがありませんでした。ただ、「なにかしなければ行けない」という感覚もありました。

そこで、選択肢として出てきたのが海外に出てみるということです。他の人がしていないことをすれば、面白いんじゃないかと単純な理由です。

たまたま、姉が大学を休学してワーキングホリデー・語学留学に行っていたのも僕が「海外」というキーワードに出会うキッカケでもありました。

自分の住み慣れた快適な空間(コンフォートゾーン)から一歩踏み出してみることで、自分を取り巻く世界は変わりそうな気がしていました。

高卒・英語初心者でも海外に出るべき理由

高卒・英語初心者でも海外に出るべき理由

高校を卒業して、大学に行くというのは一般的な流れだと思います。そして、高卒でかつ海外に出て行くのはマイノリティ(少数派)だと思います。

僕は高校をスポーツ推薦を活用して東京の私立校に進学。そのまま通い続けて最低限の勉強をしておけばエスカレーターで大学に行ける高校に入学していたのですが、その環境に違和感と楽しさを感じずに一度高校を中退しています。

中退後は、通信制の高校で高卒資格だけ取得。学校に行くのは月1回の通学のみで、実質勉強は中学でストップしています。高校で勉強した覚えはほとんどないし、将来のことは何も考えずに目の前にある楽しそうなこををして遊ぶ毎日でした。

その当時はテニスをしていたのですが、その活動も中途半端になり、「大学に行く必要って何?」「大学行くとなにか変わるの?」と行く意味も感じなくなっていました。

今思うと自分で大学受験というものに対して頑張らない逃げ道を作っていただけかもしれません。ですが、当たり前のように大学に行くという日本的風潮に対して理由を見つけられていませんでした。

そんな中で、高校を卒業し、フリーター期間を経て海外留学を決めたのですが、これが僕のターニングポイントになったと思います。

海外に出ることで学歴以上に学びがある。留学を通して海外・世界を知ることができる

学歴以上に、留学を通して海外・世界を知ることができる

僕が海外留学の国として選んだのはフィリピンです。

今でこそ、フィリピン・セブ島留学は有名になりつつありますが、その当時はあまり知られていませんでした。選んだ理由は簡単で、マンツーマンで英語を学べて安いからです。

そのとき東南アジアという国に19歳で初めて訪れて感じたのが「日本と比較して何もない国」ということ。日本での日常生活で当たり前と思っていたことが、国が違うだけでこんなにも環境が違うのかというのを実感しました。

道路は整備されていないし、レストランに行けば声を掛けなければ水すら出てこない。

街を歩いていると、子どもたちがよってきてお金をせびってくる。

仕事をしたくてもできない人たち。

自分が住んでいた当たり前だと思っていた日常から一歩踏み出してみることで、新たな発見がありました。僕が海外に訪れたことで感じた発見や気付きは書ききれないものが沢山あります。

学歴以上に、自分が知らない世界に一歩踏み出してみて自分の目で見てみることは、価値のあることだと思います。

英語力ではなく、コミュニケーションの大事さを学べる

英語力ではなく、コミュニケーションの大事さを学べる

フィリピンに訪れた理由の一つは「英語を学ぶ」ということ。

中学・高校でも英語の授業はありますが、これまで勉強というものを真剣に取り組んだことはありませんでした。そんな英語力0からの僕が感じたのは、英語の知識の多さよりもコミュニケーションを積極的に取っていく大切さです。

英単語や英文法を知っていても、実際に人と人との交流するコミュニケーションの場では役に立たないこともあるのだなと感じました。

英語はコミュニケーションツールでしかなく、例え文法や発音が多少間違っていても意志を伝えることはできます。

これまで中学・高校で勉強をしてきた内容は役立つことは多いでしょう。ですが、机上の勉強だけでは、英語でスムーズにコミュニケーションは取れないのです。

高卒で若い間に英語と現地の人と交流をすることで英語力だけでなく、自然と海外で人の輪に入りコミュニケーションを取る力が身に付きます。他国の文化や価値観を知ることは、これまで日本だけしかしらない「小さなコミュニティ」で生活していたことに気付かされます。

知らない世界を見ることで大きな視野で物事を見れるようになるかもしれません。

やりたいことが見つかるかもしれません。

早くから海外に出て交流をすることで気づくこともあるかもしれません。

語学だけでなく海外の人と交流することでコミュニケーションの大事さを知ることが出来ると思います。英語力の上達をしっかりできれば高卒でも、海外で仕事をする選択肢を増やしていくことも出来ると思います。

人生が楽になる。悩んでいるのがバカバカしくなる。

人生が楽になる。悩んでいるのがバカバカしくなる。

東南アジアに行って感じたことといえば、低学歴で高卒だった自分のことや周りの目を気にしていたのがバカバカしくなったということです。

5年、10年、20年先の遠い将来のことだけを考えても仕方がありません。計画をすることは大事なことだと思うのですが、時には直感に従って行動してみるのもありだと思います。

海外に行った後の就職はどうしよう?」「留学する目的をなんて周りに伝えよう?

先のことを考えるだけでは人生は変わりません。

発展途上国の人は、貧困だから故に

明日食べるために、生きる」「今日を楽しむために、働く

という感覚が当たり前です。

日本よりも学歴社会で、大学に行けなければ良い生活はできないのが当たり前。それでも楽しく人生を生きています。

もちろん、この感覚だけでは「将来的にお金持ちになりたい」「成功してキャリアを作りたい」などの目的は達成できないかもしれません。ですが10代〜20代前半の1年ぐらいを「世界を見てみる」という時間に使っても決して遠回りではないと僕は思います。

高卒でもアルバイトすれば、格安航空会社(LCC)を利用して海外に往復3万円ぐらいで行くことができます。0円で留学することだってできます。

お金がなくてもワーキングホリデーで、働きながら生活も可能です。

悩んでいるだけではなく、行動してみると新たな人生を作り出すことができます。

生まれる国は選べないけど、生活する場所は選択できる

生まれる国は選べないけど、生活する場所は選択できる

日本と発展途上国を比べたときに、圧倒的な差があります。

日本人として生まれただけで、世界のほとんどの国にビザなしで行ける最強のパスポートを持っています。先進国として日本の通貨はある程度強いのでアルバイトをするだけで、世界に旅に出ることができます。

発展途上国の人たちは、国の信用力からそう簡単に先進国に旅行ですら行くことができません。パスポートの発行すら難しく、物価が低いので普通の仕事で貯めたお金で行ける国は限られてきます。

発展途上国で海外に行ける人たちは、少数の人で富裕層のみです。

生まれた国が違うだけで、掴み取れるチャンスが全く異なるのです。

学歴がなくても、好きな場所に旅して海外で就職してその国の人よりも高い給与をもらうことも可能な日本人。海外生活をしたければ自分でそれを選択できる日本人は生まれながらにして、優遇されていることに気づきました。

僕は学歴が高卒でこれまで勉強もせずに頭も決して良くはなかったけど、海外に出ることで様々な経験をすることができました。今はその経験がベースとなり「旅と仕事」をキーワードに、働きながら様々な国や場所に訪れて生活をしています。

高卒で海外留学に行って僕の人生は変わった。

僕は、高卒という学歴で海外留学という選択をして人生が変わった1人です。

大卒と比べて「人生が楽だったか?」と聞かれると決してそうではないですし、会社員も半年で辞めたり、キャリアに関して悩むこともありました。

ですが、自分が知らない世界に勇気を出して一歩踏み出したことが僕のベースを作り、価値観を変えて今は学歴なんかに悩まずに楽しく生活が出来ていると思います。

行動しない限り、周りの環境は変わりません。高卒という学歴を気にしているのであれば、大学に行って大卒という資格を取るか、何かに挑戦をしてみて全力で行動してみるというのは選択肢としてはおすすめです。

その選択肢として僕は「海外に行く」というのはありだなと思います。現状を変えたいと考えているのであれば、自分で環境作りをすることをおすすめします。

行動しながら考えてみる。失敗しても、次があります。

「海外に行きたい」と考えているのであれば、今からリサーチをしてみましょう。思い立ったときに、即行動です。