高卒から会社員を経てフリーランスとなり、現在経営者として活動しているYoshi(@kazushiyoshidaa)です。現在はWebマーケティングに関わる仕事や英語教育に関わるような仕事をしています。
日本は学歴社会なんて言われて、受験戦争やキャリアを築くために大学進学をしたり、良い大学を出れば就職が容易になるという風潮ってありますよね。
僕自身はは高卒キャリアで大学には行っておらず、就職活動的なことも本格的にもしたことがないので、「大卒・高卒」の単純な比較はできないですが、平均年収や社会的な地位で見たときに高卒キャリアより大卒の方が圧倒的に上なのは確かです。
ですが、僕は高校を卒業して大学に進学していればよかったなと後悔していることはないし、未来に関して悲観的になったこともありません。
この記事では、僕自身の経験をもとに以下のようなことを考えている人向けに記事を書いていければなと。
- 高卒で後悔している人
- 高卒で未来が想像できない人
選択した未来を後悔するのではなく、自分の人生を楽しく生きれるように「高卒で後悔」している人に届けば良いなと思います。
目次
高卒で後悔する理由ってなんですか?
過去の経験や出来事に対して、後悔することは誰もがしたことがあると思います。
その後悔には、大きく分けて心理的に2通りあると言われています。
- 行動を起こしたことに対する後悔
- 行動を起こさなかったことに対する後悔
例えば、大学に行きたいのであれば「それに対して行動をしたけど、結果的に行けなかった後悔なのか?」「それとも何もアクションをせずに、後悔したのか」の2通りです。
行動を起こして失敗したことのほうが、「過去の出来事に対する」悔しさはめちゃくちゃ強いはずです。
例えば「大学受験を頑張ったけど、結局受からなかった後悔」と「全く勉強していない状態で大学受験に受からなかった人」ではそれぞれ物事に対する捉え方が大きく異なります。
大学に行くことに対して行動を起こさずして現在後悔が残っているのであれば、「諦めたし、しょうがない」という感覚に近いかなと。本気で大学に入りたければ、死ぬ気で勉強をしたり、何かしらの方法を探してでも行動するはずで、それでも出来なかった場合は後悔や悔しさも残るはずです。
ただ、行動を起こさなかったことに対する後悔は人生で長く続く傾向にあるとも言われています。
つまり、行動して後悔しているなら次もチャレンジできるので、違うことに頑張るベクトル(方向性)を向けることで成長をすることは可能です。(学歴高卒に対して何も感じなくなる)
逆にそのときに何もしないで後悔している人であれば、人生の中で「何かに挑戦すること」を始めない限り、何も転機が訪れずに後悔しっぱなしの人生が続くと思います。
高卒でも行動すれば未来は明るい。悲観する必要なし。
「あのとき、あれをしておけば良かったな…」と過去を思い返して反省することってありますよね。
それが「挑戦や行動」をした先の失敗や後悔なのであればそれは価値のある時間だったと個人的には思います。新たに見えてくる未来はあるので、悲観する必要はありません。
僕は高卒からニートやフリーター時期を経て19歳でフィリピン・セブ島に訪れて、1年ほど現地に住んでいました。今でこそ有名なセブ島ですが、その当時はそこまで日本人は多くありませんでした。
そんなフィリピン・セブ島は、世界的に見て発展途上国と呼ばれる国で、日本と比較した際により学歴社会になっている世界でした。
普通に街を歩いていると「親もいない」「お金もない」「教育を受けたこともない」子どもたちがストリートチルドレンと呼ばれ、圧倒的な貧富の差ができていて、学歴がない人は限られた未来しかないという現状・
ただ、1日を生活するために働くというシンプルな過ごし方。
「1日を食べるために、働いていく。」というのが、生きるということの本質的部分が発展途上国では垣間見えることができ、それ以上でもそれ以下でもありません。それでも日々を楽しく過ごしている姿は逆に眩しすぎるぐらい素敵だなと感じる瞬間もありました。
日本という社会の中では、学歴は仕事を始める上で大きく重要視される部分も大きくあり、僕自身も会社員時代は大手企業に入れるわけもなく、苦労した経験があります。学歴がないことで限られた仕事しかできなかったり、年収が上がらないなんてこともある話で、「高卒=つらい、学歴に対する後悔」みたいなことを感じることは多くあると思います。
そのため、高卒キャリアであることで感じる悩みや苦労はあると思います。
ですが世界的に日本を見てみると、いかに豊かで幸せかを知ることができます。僕自身は経験としてそれを感じました。
「高卒であることのつらさ」を考えれば考えるほど、視野が狭くなり悲観的になりがちですが、「高卒でもキャリアは作れるし、ラッキー」だなという感覚の方が現在の僕の中の考えでは大きいです。
大学に行かなければ出来ない「医者」「弁護士」みたいな仕事もありますし、高卒であるがゆえに大手企業に入社するという選択肢も限りなく可能性としては少ないかもしれません。
ですが、僕自身は高卒キャリアから会社員を経験し、23歳になる手前ぐらいでフリーランス(個人事業主)として独立しました。そこから苦労することもありましたが、26歳のタイミングで会社を起業して今に至ります。
思い返してみると「高卒であるこそのコンプレックスや学歴に対する悩み」が僕自身が成長する原動力になり、現在は割と自由に仕事をすることが出来ています。
もし、大学に行っていれば電車に揺られて毎日消耗している会社員をしていたかもしれません。
「道は開ける」未来は変えられる
自己啓発本で、有名なデールカーネーギの著書である「道は開ける 文庫版」のなかで、このような名言があります。
「われわれにとって大切なことは、遠くにぼんやりと存在するものに目をやることではなく、身近にハッキリと存在することを実行することだ」
引用元:道は開ける
遠く先の未来のことを考えすぎていると今頑張らなければいけないことを見失ってしまうことがあります。将来のことを考えすぎずに、身近でまずは頑張れることから初めて見るのが良いという気づきを教えてくれます。
僕自身は、それがプログラミングやWebマーケティング、英語の勉強など目の前で自分が成長できるスキルに集中して実行をしました。
「やっかいごとを数え上げるな。恵まれているものを数えてみよう」
引用元:道は開ける
精神的に余裕がなくなったときは、自分が持っていないもの・悩んでいることに目が行きがちです。
例えば学歴がなければ「高卒だから…」とないものばかりを考えてしまいます。ないものを考えるより、既に持っているものに目を向けてみることで、新たな視点で物事を捉えることができます。
いざ見つめ直してみると持っているものも少なからずはあるのではないでしょうか?
「避けられない運命には調子を合わせよう」
引用元:道は開ける
後悔している過去の出来事や今起きている出来事の中には、自分では変えることができない運命もあるかもしれません。
その環境をコントロールできないのであれば、それに調子を合わせるのも1つの手です。出来ないことにとらわれるのではなく、自分がコントロール出来る範囲にベクトルを向けて行動するといいでしょう。
目の前のことに悲観的になるのは簡単ですが、冷静に物事を考えてみて判断・行動することで道は開けて行くんじゃないかなと思います。
おまけ:高卒でも人生の選択肢はある
高卒でも人生の選択肢として、こういう生き方もあるよというのを参考程度にまとめました。
後悔することで人は成長することもあるので、それをバネにして行動してみましょう。
大きな一歩じゃなくてもまずは小さな積み重ねが人生を変えてくれると思います。視野を広げてみると意外と選択肢もあるということを気づいて見るだけでも大きなステップです。
ヤンキーインターン
中卒・高卒の16歳〜22歳の東京以外の在住限定の都心体験型のインターンシップです。
「職・食・住」の無料提供してくれて、ビジネススキル・英会話・マーケティングなどいろんなことを学びながらこれからの人生の選択肢を増やしたい人向けにサービスを提供しています。
名前だけ聞くと「ヤンキー専門」というイメージがありますが、そうではなく「学歴がないけど挑戦をしたい」という人を対象として、自分と同じ境遇の人たちと集まりながら切磋琢磨することが可能。前を向いている人たちの環境に自分を入れてみるというのはありだと思います。
公式サイト:ヤンキーインターン
海外に出て世界を見てみる。
僕は10代で海外に出て、日本とは全く環境の異なる世界をみることで人生感が変わったことがたくさんあります。また、英語を話せるようになって、海外経験から自分のキャリアが切り開くことができました。
東南アジアであれば、格安航空会社のLCCを使えば往復航空券3万円で海外に行くことができます。
留学をしたいのであれば、海外インターン制度をすれば英語を学びながら仕事をしてほぼ無料で留学ができます。0円留学というプログラムをしている会社もありますね。
アルバイトで貯めたお金で留学を行くことは十分にできます。
ワーキングホリデー制度を利用すれば、オーストラリアなどでお金を稼ぎながら海外生活を体験することができます。
日本のパスポートは最強なので、大卒だろうが高卒だろうが世界中のほとんどの国に行くことができます。
プログラミングなどのIT知識を学ぶ
現味、高卒で社会人として働いていて「高卒で給与が低い…」と感じている方であれば新たなスキルを身につけるために勉強を初めて見るのもおすすめです。
高卒キャリアは大学に行かない限り、この先変わることはありません。学歴に目を向けてしまうと勝手に物事のハードルが上がってしまい、簡単な出来事も難しく感じてしまいます。好きなことでもなんでも良いので、挑戦することが大事です
僕の場合は、英語を学んでマーケティングスキルを磨きつつ、プログラミングスキルを身に付けました。その結果、フリーランスとして企業から案件を頂くことができ、最終的には起業まですることができました。
仕事をする上で「高卒ですか?」「大学に行っていたんですか?」と聞かれることはないですし、スキルを磨くのはおすすめです。
僕みたいに独立する気がなくても、手に職を持っていれば学歴関係なく勝負することができます。エンジニアの市場価値は高くなりつつあるので、選択肢として選んでみるのもありだと思います。
オンライン上で無料体験できるものもあるので、利用してみるのもいいでしょう。
公式サイト:TechAcademy [テックアカデミー]
関連記事:無料体験が受講可能なおすすめプログラミングスクール【比較7選】
同学年の大学生が4年間遊びながら勉強している間に、仕事しながらスキルを磨いたり、海外に見て世界を見ておくということもできます。
大学生が歩めない道の歩き方をしているという意味では、学歴が高卒でも1つのアドバンテージ(価値)を既に持っていると思います。
大学で何をしたいのかを考えずに行けば後悔することになってたかもしれません。経済的な面や時間的な面でも大学に行くことは投資をしなければいけないので、高卒でも明るい未来は切り開けます。
関連記事:オンラインで学べるプログラミングスクール8選【無料もあり】
結局は自分次第です。未来は明るい!
過去を変えることはできないけど、人生の選択肢は自分の行動次第で変えることができます。
学歴をハンデだと考えていると、何も変わらないので「何をしたいのか?」を考えてみると良いでしょう。
僕は大学に進学した経験をこの先の将来で決してすることはできないけど、高卒で歩んできた今の人生を楽しく生きています。
何事にも行動することが大事なので、ぜひチャレンジしてみましょう。