マレーシア最大のコワーキングスペース「CO3」に行ってみた。

マレーシア最大のコワーキングスペースCO3 Social Office(CO3 ソーシャルオフィス)に行ってきました。

フリーランスとして活動をしている僕にとって海外でのワークスペースを確保するのは重要なポイントです。

これからマレーシアでワークスペースを探している人向けに情報をまとめています。

マレーシアにあるコワーキングスペーススペース「CO3 Social Office」

2017年7月にオープンしたマレーシア最大のコワーキングスペースCO3 Social Office(以下、CO3)。

CO3は3つの意味を持ち、コワーキングスペースの名前になっています。

CONNECTIVITY(コネクティビティ)
COLLABORATION (コラボレーション)
COMMUNITY(コミュニティ)

CO3は、コミュニティ形成が可能とした最大400名が利用できるコワーキングスペーススペースです。

今回、CO3というコワーキングスペースを知ったきっかけが、ダイアモンドで連載されている孫泰蔵氏の記事。(ソフトバンクの孫正義さんの実弟)

マレーシア発の起業家育成を目的としたコワーキングスペースで、日本でも注目を集めているWeWorkにも近いようなコミュニティ形成となっていることに興味を持ち、行ってみない手はないとせっかくなのでツアーを予約して見に行きました。

コワーキングスペース「CO3」に行ってみた

CO3があるのは、空港から30分・マレーシアのチュトククアラルンプールの中心部から30分とプチョンという中間地点に位置しています。

「IOIモール」と伝えれば、タクシーで行くことが可能で近隣にはイオンやダイソーなどの日系企業が進出しています。

中に入るとビル3フロアを利用した広い空間になっています。訪れた日が、土曜日だったこともあり実際に働いている人は少なかったですが、かなりの人数が働ける空間になっていました。

まずは、会員以外でも使える待合スペースにはカフェテリア。

このカフェテリアでは、ドリンクからお菓子、アルコールまで取り揃えてるのでわざわざコワーキングスペースをでなくてもちょっとしたものであれば購入できます。

その後、会員が使えるコワーキングスペース内を案内してもらいました。過ごしやすい空間が広がり、フリースペースとして利用できるエリア。

その奥にはキッチンがあり、料理もできます。

横から見るとこんな感じに、広いスペースが広がっています。

上から見るとこんな感じに一階の自由に利用できるフロアが広がっています。

2階に上がると、会員用の仮眠スペースも備えてあります。ちょっと休憩をしたいときに利用できますね。

フリースペース会員以外にも個別のデスクを借りることもできます。

フリーランスの時期は、フリースペースの会員で登録して会社を設立するタイミングで個別ブースを借りるのもいいでしょう。

Skypeやインターネットを通じたビデオミーティング用の個別ブースもあるので、人の目を気にせずにビデオミーティングをすることもできます。ドアを閉じれば、防音になっているそうです。

2階にも休憩やランチで利用できる空間もあります。

ゲームができる空間もあるので、気分転換もできます。

CO3には、他にもミーティングルームがあったり、セミナールームもあるので外部の人向けにイベントやセミナーを開くことも可能です。

起業家育成を支援する快適なコワーキングスペース

CO3を創設したファウンダー(創業者)は、8人おりマレーシアから起業家を育成するためにメンターとしてスタートアップのイベントもしています。

コワーキングスペース内のワーカー同士の交流の場となるので、スタートアップの企業としては良い出会いの場にもなるのでおすすめです。

コワーキングスペースCO3の詳細情報

実際に、マレーシアでのワーキングスペースを探している方や進出を考えている方に情報をまとめましたので参考にしてみて下さい。

料金プラン

CO3の料金プランは、3つあります。

3つの料金プラン

・DAY PASS(1日利用)
・HOT DESK(フリーデスク利用)
・FIXED DESK(個別デスク利用)

DAY PASS(1日利用)

1日利用は、日本のコワーキングスペースで言うドロップインと同じ利用で、1日だけ利用できる会員プランです。

60RM(1,655円)

フリースペース・Wifiの利用が可能なプランです。マレーシアの物価を考えると決して安い値段ではないですが、周りには快適に働けるスペースがないのでカフェではなく落ち着いて作業したい人におすすめです。

*1RM=27円で計算

HOT DESK(フリーデスク利用)

HOT DESKのプランは、月会費を支払ってCO3のコワーキングスペースを利用できるプランで、フリーランスの人や中長期でマレーシアに滞在する人には最適でしょう。

600RM(16,560円)

HOT DESKプランを契約すると会員カードがもらえるため24時間コワーキングスペースにアクセスが可能となります。

また、ゲストを会員スペースに呼ぶことができる30日分のDAY PASSを毎月受け取ることができます。

つまり、HOT DESKで一人契約すれば友人やパートナーに30日分のDAY PASSを渡すことができるのでCO3を実質2人で利用ができます。

2人で活動している人やゲストが多い人には最適ですね。

FIXED DESK(固定席プラン)

FIXED PLANは、固定の席を契約するプランです。自分のワークスペースが欲しい方は、固定席プランがおすすめです。

1,000RM(約27,600円)

FIXED DESKプランにも30日間分のDAY PASSが付いているので、ゲストや友人・仕事上でのパートナーが利用することも可能です。

DAY PASS(1日利用)以外は、イベントスペース・ミーティングルームの予約も可能となっています。

CO3のロケーション

CO3 Social Office Sdn Bhd (1181968-T) 2-3, Jalan Merbah 1 Bandar Puchong Jaya 47170 Puchong Selangor (Next to IOI Mall) Malaysia(Google Mapはこちら

冒頭でも説明しましたが、CO3が位置するのはクアラルンプールの中心部とクアラルンプール国際空港の中間地点にあります。

どちらからもタクシーで30分程度で行くことができます。

外資系企業の場合は、クアラルンプールの中心部にオフィスを構えているためCO3で働いているワーカーはほとんどがマレーシア人です。

現在、開拓を進めている地域ではあるので、周辺施設が充実してくると働きやすい地域に変わっていくでしょう。

クアラルンプール中心部でミーティングなどが頻繁にある企業などは移動がネックになるので、少し大変ですがマレーシアに訪れた際の1日利用などは使ってみる価値はあるでしょう。

CO3の施設環境

・24時間365日利用可能
・プリンター、スキャン利用可能
・多様なイベント、セミナールーム完備
・シャワー、昼寝スペース完備
・モールの近くに位置する好環境
・コミュニティ形成が可能な環境

まとめ:マレーシアに行く際は1度は訪れるべき。

マレーシアのコワーキングCO3についてレポートをしましたが、興味がある方は1度訪れてみて下さい。

快適な空間で、仕事も集中して行うことができる空間になっていました。これからマレーシアで働くことを考えている人であれば現地人とのコネクションも作ることができる、コミュニティサービスのためCO3で働くのはメリットがあると思います。

最大級のコワーキングサービスWeWorkにも匹敵するほどの、コミュニティサービスになっており、これから東南アジアに拡大していく予定みたいなので今後が楽しみなサービスです。

公式サイト:CO3 Social Office