ノマドワーカーの収入・年収【ノマド歴3年目の僕が解説】

ノマドワーカーの収入・年収【ノマド歴3年目の僕が解説】

ノマドワーカーの収入・年収ってどれぐらい?実際の収入事情を詳しく知りたい…!

Webマーケ・コンサルティング領域でノマドワーカーとして働くよっしー(@kazushiyoshidaa)です。ノマド歴約3年ほど経ち、月100万円を安定して稼ぎつつ、場所に縛られずに旅と仕事を両立して活動の幅を広げています。

この記事では、「ノマドワーカーとして働いてみたいけど、収入や年収がどれぐらいなのか?」「実際に収入を増やすにはどうすればいいか?」を僕自身の経験を踏まえてまとめていこうかなと。

この記事を書いている人
  • フリーランスマーケターとして活動
  • 主にWebマーケのコンサルティング、メディア運営で活動
  • ノマドワーカー歴約3年で月収入は100万円超え

※2019年の記事執筆時点

僕はWebマーケティングを専門領域に約3年ほど活動し、安定的に稼げるようになりましたが、もともとノマドを始めた当初は月20〜30万円稼ぐのにも苦労していました…。

ノマドワーカーとしての場所に縛られずに生きるには、収入の大きさはかなり重要度が高く、「安定した収入を生み出すこと」は意識したい点。

ノマドで拠点を変えつつ仕事をするにはある程度の収入は必要不可欠ですし、この記事ではノマドワーカーの収入・年収について解説していきます。

ノマドの平均年収・収入はどれぐらい?

ノマドの平均年収・収入はどれぐらい?

ノマドワーカーの平均年収や月収に関しては、平均を出すのが難しいというのが現実です。

ノマドワーカー=フリーランスとして働いていると考えると、専業で働いている人の平均は350万円ぐらいと言われています。(参考記事:なぜ今、フリーランスが注目されるのか

月の収入ベースで考えると月収30万円程度。詳しく解説していくと、売上から経費を差し引いた所得の額なので売上は50万円程度というところが妥当かなと。

このぐらいの年収であれば日本で普通の生活は送れますし、東南アジアであれば生活コストが低いので割と良い生活ができる感じになると思います。

あくまで中央値なので、年収1,000万円以上を稼ぐノマドワーカーは意外と多くいますし、夢のある働き方。

稼いでいるノマドワーカーは節税目的で法人化するケースもあるため実数値で出すことが出来ないのが現実です。(僕の場合も売上規模が大きくなったため独立3年目の2019年に法人化しました。)

ノマドワーカーで意外と稼げていない人が多い事実

ノマドワーカーで意外と稼げていない人が多い事実

ノマドワークをしている人の職業は、ライターやデザイナー、コンサルタント、プログラマーなどが周りに圧倒的に多いです。

関連記事:ノマドにおすすめな職種8選【働き方のメリット・デメリットも解説】

PC1台で好きな場所で働けるため職種はある程度限られてきますね。

ノマドワーカーがフリーランスとして異なるのが、定住地を持たずに拠点を変えて働くスタイルという点。東南アジアで生活コストを下げて、活動をしている人もいて月収20〜30万円という人が多いかなと。

東南アジアであれば、月の収入が20万円ぐらいでも月10万ぐらいで生活はできるので、ノマドワークは十分に実現可能ですね。

個人的な意見としては、月20〜30万円程度の収入だと活動範囲が限られてくるためそこまで自由度は少ないかなと。「東南アジアで月5万円で生活できます。」などSNSで見かけることもありますが、自由に旅して仕事をするとは程遠いと思います。

最低でも観光やアクティビティとある程度良い生活をするなら10万円ぐらいは最低でも必要ですし、新しいことに挑戦するのであれば15〜20万円は東南アジアだとしても必要です。

日本ベースでのノマドワークを考えると月40万円ぐらいは最低でも必要かなと。

ノマドワーカーとして月20〜30万円の収入で活動している方も多いですが、自由度の高い働き方を考えると収入を増やしていく必要があります。

ノマドで月の収入100万円以上になると自由度が変わります。

ノマドで月の収入100万円以上になると自由度が変わります。

ノマドの平均的な月収は30万円程度。拠点を変えつつ仕事をすることを考えると金銭的に余裕はないかなと。

自由度を上げるには50万円・100万円と収入を増やしていく必要がありますし、ここまで収入を上げれれば旅をしながら仕事をする余裕も増えます。

僕自身も月30万円の時代から50万円、100万円と収入を増やしていき、劇的に生活が変わることはありませんでしたが、活動の幅が広がり、出来ることが増えてきた実感があります。

月100万円程度の年収換算すると1,200万円は超えていますが、やっと安定感があると。

自由を求めて働くのであれば目標はある程度高く設定したほうが良いため、まずは月100万円程度を目指すことを個人的にはおすすめします。

追記

2019年に活動を法人化し、Webメディア運営をメインに仕事を発注する立場にシフトしつつあります。個人の裁量で働くフリーランスから仕組み化をすることで収入を最大化出来つつあり、さらなる自由度が増しました。

自由度を更に求めるのであれば、オーナーという働き方を考えてみるのもおすすめです。

ノマドワーカーが収入を増やす具体的な方法

ノマドワーカーが収入を増やす具体的な方法

ノマドワーカーとして約3年ほど活動して、自分の自由度も重要視しつつ収入を最大化する方法をここでは解説。

具体的には次の3つのポイントを自分の仕事に当てはめてみると良いでしょう。

3つの方法
  1. 収入を最大化させる
  2. 収入源を増やす
  3. 仕事の仕組み化を考える

収入が上がってもノマドとしての自由も考えた方法なので参考にしてみて下さい。

方法①収入を最大化させる

まずは、メインで活動している収入を最大化させる必要があります。

例えば、僕の場合はWebマーケティングのコンサルを専門領域で活動をしていてコンサルティングの価値を最大化するのが収入を上げる上での最短距離。

また、Webメディアを運営し、アフィリエイト収益が発生しているのと投資収益があるというのが月の収入の内訳。独立当初のノマドワーカーとして働いていたときは、月10〜20万円ぐらいの収入でしたが今では、数倍の額まで稼げています。

月の収入
  • アフィリエイト収益:月100万円〜
  • コンサルティング収益:40〜60万円
  • 投資:〜10万円

自分の得意分野を伸ばしつつ、収益化を最大化させるのが収入を上げる近道です。

アフィリエイトメディアやブログであれば、コツコツと継続することで収入アップに繋がりますし、コンサルティングなら経験を積むことで単価アップも可能です。

方法②収入源を増やす

メインの活動の収入を最大化させたあとは、収入源を増やすことが大事だと思います。ノマドの特性上、案件がなくなったりすることでこれまで稼げていたのにいきなり稼げなくなるなんてこともあります。

安定して稼ぐことを考えると、一つの収入に縛られずに収入源を増やすのが大切。

僕の場合は、Webマーケティングのコンサルティングで収入を稼ぎつつ独立1年目はそれ以外の時間を全てWebメディアの運営に注ぎ込みました。

そのため今ではWebマーケティングのコンサル収入と半自動的に発生しているアフィリエイトメディアの収入が逆転をしていて収入源を増やすことに成功。

時間的価値のある仕事に加えて自動的に収入が発生する仕組みを構築してみるのはおすすめです。以下の記事でアフィリエイトについて記載していますが、半自動的に収入が増える仕組みは考えてみると良いでしょう。

関連記事:ウェブ系フリーランスがアフィリエイトをやるべきメリット【経験談】

それ以外にも収入の一部を投資に回していたりして、収入源を複数から確保するのは重要。

収益の最大化がまずできれば、時間的余裕が増えるのがノマドワーカーなのでその時間を使って新たな活動を始めて、収入は稼ぎたいだけ稼ぐことができると言えます。

以下の記事でも、収入についてまとめていますが戦略的に収入アップの方法をまとめているので参考にしてみてください。

関連記事:【経験談】フリーランスが収入を増やす方法【戦略的収入アップ】

方法③仕事の仕組み化を考える

ノマドワーカーの多くが、セルフエンプロイドと呼ばれる個人事業の人がほとんど。自営業であり、自分の仕事が収入に直結する働き方です。

自由度は高いのですが、案件がなくなれば収入がゼロになるリスクも少なくありませんし、働かなければ収入は入ってきません。

僕のようなWebマーケティングのコンサルであれば数社を掛け持ちでコンサルティングをする必要がありますし、Webライターなら月の記事執筆数、Webデザイナーであれば月の案件数に応じて収入が決まってきます。

そのため、仕事の仕組み化をしていかない限り、自由度は増しません。

そこでやっておきたいのが、まずは「自分でなくても出来るタスクを外注すること」です。

いきなり人を雇用する必要はなく、本業に集中できる環境を作りましょう。

具体例
  • 経理作業を外注する
  • ライティング案件を外注する
  • Web制作の一部を外注する
  • リサーチ作業を外注する

いきなり人を雇う必要はなく、ちょっとした作業でも人にお願いしてみるのがおすすめ。

僕も独立当初は全て自分で作業をしていましたが、現在は複数のパートナーの方と共同で仕事を進めたりすることで自分の得意分野に専念ができ、収入を最大化することができています。

(2019年に法人化し、一人会社ですが約10名ほどのフリーランス・副業している方とお仕事をさせていただいています。一人で完結する仕事は楽ではあるのですが、仕事の幅が広がらない点もあるのでノマドワーカーとしての働き方は保ちつつ、仕事を依頼していくことも考えてみるのはおすすめです。)

最後に:目標を決めてノマド収入を最大化させる

ノマドが収入を増やす方法は、繰り返しですが、以下の3つです。

  • 収入を最大化させる
  • 収入源を増やす
  • 仕事の仕組み化を考える

どのようにやるかは自分次第ですが、ノマドワーカーとしての仕事は努力した分だけ成果として収入に直結しやすい働き方です。

一番は仕事を仕組み化していくのが大きく稼ぐには大事かなと思います。自分だけの作業ではある程度限界が来るので、仕事を仕組み化して効率よく進めたり、自分がやる必要がないものは外注に流すなど、工夫して働いていくことが大事です。

控えめに言って旅をしながら仕事をするノマドワークは幸福度が高いですし、稼ぎやすい働き方でもあるので、目標を決めて収入を最大化させていきましょう。

関連記事:【経験談】フリーランスが収入を増やす方法【戦略的収入アップ】

関連記事:フリーランスで年収1,000万円稼いで感じたこと【難易度は低い】

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