PDCAサイクルとは、ビジネスシーンでもよく用いられる問題解決の基本的なフレームワークです。
何か課題や問題を解決するためにプロジェクトで活用される手法の一つですが、Webマーケターの僕がPDCAサイクルの回し方とそのコツを理解できる方法とそれを体系的に理解する上でおすすめの本についてまとめました。
目次
PDCAサイクルとは?
PDCAサイクルとは4つのステップで、構成されるビジネスのフレームワークです。
- Plan(計画)
- Do(行動)
- Check(評価)
- Action(改善)
PDCAサイクルは、シンプルな設計のサイクルになっているため、実生活やビジネスにも簡単に活用しやすいというメリットがあり、何気なくこれを実用できている人も多いのではないでしょうか?
まずは計画から始まり、それを実行してみる。そのうえで行動した結果を評価をして、必要な改善ポイントを洗い出して再度計画に移っていくという流れになります。
それを繰り返していくことで最終的に目標到達を目指していきます。
PDCAサイクルを取り入れるコツ
PDCAを活用して、問題解決や改善をしていくにあたり注意しなければいけないのが「継続して利用し続ける必要がある」ということです。
ビジネス構築やマーケティングをする上で、PDCAを意識して取り組もうとするものの簡単なフレームワークのため「継続して利用が出来ていない」という方が非常に多いもの。
僕自身もWebマーケティングやプロジェクトで最初の間は意識はするものの、「最終的には利用していなかった…」というケースも多々有りました。
シンプルで簡単にできるからこそ習慣化まで行かないということもあると思うので、取り入れるコツを掴む必要があります。
そこでおすすめなのが、PDCAのノウハウをまとめた書籍をまずは参考にして自分なりに取り入れてみるということです。
PDCAを理解し活用できるおすすめ本【5選】
PDCAを回す上で成功と失敗の明暗を分けるのは、正しい使い方とそれを使い続ける習慣化のコツを知っているかで決まっていきます。
僕自身が読んで参考になった本をまとめたので、実践につなげるために活用してみてください。
1.自分を劇的に成長させる! PDCAノート
生産性や効率化を高まるために使われるPDCAを習慣化するためのノート術を学べる1冊。
外資系マネージャーのコンサルタントがPDCAを実践するために活用した方法を以下の項目ごとに書籍で学べるのがポイントです。
・毎日の思考・行動を改善するPDCA
・目標達成のためのPDCA
・プロジェクト達成のためのPDCA
・商談・交渉のためのPDCA
自己成長のためにPDCAを学びたい人におすすめです。
2.最短で目標を達成する! PDCAノート
前項で説明した本は自己成長までがポイントだったのに対して、「最短で目標を達成する! PDCAノート」は目標設定から達成までの流れを学べる1冊。
無駄な作業を最小限にしてゴールから逆算した目標達成のために必要なPDCAサイクルを最短距離で回せる方法を学ぶことができるのがポイントです。
PDCAでゴールを見失うと、最終的な改善までたどり着けないため効果のある方法を知ることができるのは習慣化につなげることができます。
3.仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法
PDCAのPlan(計画)の部分を集中的に学べる1冊。PDCAで大事なことは、軸の通った計画ができているかが重要です。仮説や分析が不十分だと始める前から失敗する可能性もあり、仮説の立て方を元戦略コンサルタントから学べるのがポイント。
多くの情報からスピーディーに検証をする方法を立案し、検証するスキルを知ることができるのでPDCAを回すのに参考になる1冊です。
4.誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則 決定版 (ディスカヴァー携書)
ベストセラーでありロングセラーのPDCAの「Do」を集中的に学べる1冊。
当たり前のことだけど、日常生活を見返してみると意外とできていなかったということって多かったりします。アメリカの人気講演家ジム・ドノヴァンが実践的でシンプルな方法を書籍で解説しています。
5.まんがで身につくPDCA
PDCAをまずはわかりやすく、ストーリーで学びたいという人におすすめの1冊。マンガなのでストーリー的に読めるため、PDCAの入門書としてはおすすめです。
「業務効率が上がらない」「営業数字が作れない」「部下の管理の仕方がわからない」というような悩みをもとに、PDCAについて理解を深めることができます。
まとめ
PDCAを学ぶ上でおすすめできる本をまとめてきました。
僕は様々なプロジェクトに関わらさせていただくことが多いのですが、無意識レベルで「PDCAサイクル」を実行できる流れを取ることが出来ないかと考えています。
シンプルなフレームワークではあるので、問題解決や改善に当たってPDCAサイクルを自然とスピード早くできるようになるとビジネスを円滑に進めることができると思います。
実践することがまずは大事なので、PDCAを回しながら仕事に取り組んでいきす。