PPCアフィリエイトは広告費を使いユーザーを集客するモデルなので、広告費管理は重要なポイント。月100万円の売上を出せたとしても、広告費の比率が高ければ残る利益はかなりすくなります。
例えば、広告費が90万円掛かっている場合だと利益は10万円程度。これだと広告費が悪化した際に最悪赤字になることもありえます。
上手くPPCアフィリエイトに取り組めている方であれば広告費に対して2倍、2.5倍の売上を出せている人もいます。
その場合、月100万円の広告費で売上が200万円であれば月利100万円の計算になりますね。
なので、PPCアフィリエイトで大きく稼ぎたいのであれば広告費を最小限に抑えて売上を上げるしかありません。
そこでこの記事では、PPCアフィリエイトの広告費管理の重要性について経験談も踏まえてまとめていきます。
僕自身はPPCアフィリエイトの現役プレイヤーで開始半年ぐらいで月利100万円程度を達成。今もコンスタントに利益を上げることができています。
- SEOアフィリエイトで月300万円〜
- A8.netで2020年総合1位のSEOサイト運営者(参照)
- PPCアフィリエイトでも月利7桁超え
そんな僕の失敗談も踏まえてまとめているので是非参考にしてみてください。
目次
PPCアフィリエイトの広告費管理の重要性【失敗談】
PPCアフィリエイトは、広告費をコントロールしてアフィリエイトを行い、利益を上げる手法。
そのため広告費を「10万円用意できる人」と「100万円用意できる人」で同じ広告比率だとしても利益は全く異なってきます。
広告費に対して2倍のアフィリエイトの成果報酬が発生するとなると以下のような差が出てきます。
10万円(広告費)×2=20万円(売上)
→利益10万円
100万円(広告費)×2=200万円(売上)
→利益100万円
このように広告費が多いほうが有利ですね。ただ、何も考えずに広告費を上げていくと損することもあります。
広告費を掛けると売上は上がる
前述したとおり、広告費を上げていくことで大きく稼ぐことは可能。
僕自身も実際に広告費を月10万円程度からスタートし、段々と上げていきながら今では単月で数百万円の広告費を消化しています。
成果管理をしないと利益がでない
僕の失敗談ですが、成果管理を100%できない状態で広告費を上げていったことで最初の数カ月は赤字でPPCアフィリエイトを行っていた経験も。
赤字になった理由は主に2つです。
- 広告費を大幅に上げすぎた
- 成果発生=売上として計算
広告費を大幅に上げすぎた
広告管理は日々行っているのですが、取り組んでいた案件で需要期に入ったタイミングで大幅に広告費を増やしました。
その結果、少額で配信していたときよりも広告比率がかなり大きくなり、アフィリエイト報酬によりも広告費の方が多くなったということが…。
広告費を上げたことで、無駄に広告配信がされてクリックはされるけど成果は発生しないというパターンです。
人によってやり方は異なると思いますが、PPCアフィリエイトをするなら徐々に広告費を上げていくのが個人的には良いかなと思っています。
成果発生=売上として計算
アフィリエイトは成果発生してから確定した時点でアフィリエイターに報酬が支払われます。
案件選びをする際に承認率はチェックするようにしていたのですが、ある案件で需要期に入ったタイミングで大きく成果が発生するようになり、広告費もそれに合わせて調整をしたのですが、結果的にその案件が需要期のみ承認率が50%ほどに…。
月150件ほど発生していた案件で単価が約6,000円。承認率をあまり気にせずにいたのですが、半分ほど成果キャンセルされたため広告比率がかなり大きくなりました。
PPCアフィリエイトをする上で広告費管理と承認率の把握は日々確認する必要があるなと痛感。
承認率も踏まえてシミュレーションをしないと赤字のリスクが高まるのでチェックすべきだったと反省しています。
PPCアフィリエイトで広告費を無駄に消費しない方法
PPCアフィリエイトを実践していく上で広告費管理は超重要。
実際に経験も踏まえて感じたチェックすべき点は以下の4つです。
- 成果金額が高い案件を選ぶ
- 承認率が高い案件を選ぶ
- LP・サイト改善をする
- 広告改善をする
細かく見るともっとありますが、重要な点として4つ解説していきます。
方法①成果金額が高い案件を選ぶ
PPCアフィリエイトをする上で成果金額が高い案件を出来るだけ選ぶのがおすすめ。
理由としては、広告費に対して成果発生金額が高ければ高いほど利益率が高くなる可能性があるからです。
僕は最低でも1件5,000円以上の案件を選ぶようにしています。
ただし、注意点としては成果報酬が高い案件ほど他のPPCアフィリエイターも参入している可能性があり、広告費が高騰することも。
市場をチェックしつつ、出来るだけ成果金額が高い案件を探すことができれば利益率は上がります。
PPCアフィリエイトの売れるジャンル・案件を経験者が解説【基礎】方法②承認率が高い案件を選ぶ
PPCアフィリエイトをする際にチェックしておくべきポイントとして承認率が上げられます。
具体例で解説をすると成果地点と成果金額が全く同じ案件であっても承認率が低い案件の場合、実際に受け取れる報酬金額が変わってきます。
新規購入5,000円で承認率50%の場合で10件
発生金額:50,000円
確定金額:25,000円(承認率50%)
新規購入5,000円で承認率80%の場合で10件発生
発生金額:50,000円
確定金額:40,000円(承認率80%)
承認率が違うだけで実際に確定する金額で15,000円の差が出ているのが分かりますよね。
この承認率をチェックせずに広告配信をしていると赤字のリスクが高まります。
ASPの管理画面でこの承認率はチェックできますが、あくまでトータルの承認率。時期によっても承認率が変わることがあるため、僕はASPの担当者に教えてもらえる範囲で情報開示を依頼しています。
また、アフィリエイトでの売上が増えてくると承認率保証をASP側で広告主に提案してくれることもあるのでここらへんも重要です。
方法③LP・サイト改善をする
広告費管理ではないですが、成約率(CVR)を高めれば利益率を上げることが可能。
広告で集めたユーザーに対して的確なコンテンツを見せ、誘導することが出来れば発生件数も増えてきます。
広告改善だけでなく、LPやサイトで改善できるポイントがないかも見ておくと良いでしょう。
方法④広告改善をする
広告費を無駄に消費しないためには広告改善をするのも必須事項。
僕がよく見ている点としては以下です。
- 広告文章とキーワードの統一
- キーワードの追加、消去
- 除外キーワードの設定
上記以外にも沢山ありますが、まずは広告配信される文章がユーザーがクリックしたいと思える広告タイトルや説明になっているかは必須でチェックする必要があります。
その上で、成約しやすいキーワードを探し出す必要があります。これはしっかりとリサーチをした上で配信しましょう。
ある程度データが貯まると「クリックはされるけど、広告主のサイトには行かない」「広告予算の消化はするけど成約しない」などがわかってくるのでキーワードの消去も重要。
また、配信設定によっては成約に結びつかない検索キーワード等もあるので除外キーワードとして設定しておくのは大事です。
例えば「ログイン」「退会」「電話番号」などのキーワード等は広告配信しても無駄なクリックに繋がるため事前に除外設定をする必要がありますね。
まとめ:PPCアフィリエイトの広告費管理は重要です。
PPCアフィリエイトの広告費管理について解説してきましたが、赤字リスクもあるためしっかりと調整していきたいところですね。
- 成果金額が高く承認率が高い案件を選ぶ
- 流入先のLP・サイトのテキストやボタンなどの改善
- 出稿効率の悪いキーワードを消したりなどの広告改善
- 広告費を調整して利益がでるように調整
PPCアフィリエイトはSEOと異なり、広告費を使って集客ができるので短期間で月100万円、200万円と利益を増やすこと可能。
ブログでコツコツ取り組むよりも夢がありますね。とはいえ、正しい知識とノウハウがないと赤字のリスクが高まる点は注意しておきましょう。
効率よくPPCアフィリエイトで稼げるようになりたいと考えている方は教材などを活用するのもありかなと。詳しくは以下の記事で解説しています。
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