プログラミングスキルをどの程度まで伸ばしたいかによって異なりますが、スキル習得だけで考えると独学でも学べるのがプログラミング。
プログラミングスクールの受講料金は低価格なところでも10数万円するのが一般的なので、気軽に始めることは難しいのが現実ですよね。
実際に僕の場合はプログラミングスクールを活用せずにWeb制作に関する知識は独学で学び、より詳細なスキル習得はエンジニアの方をメンターに付けて学んだためスクールには通っていません。
今振り返ってみると、独学だからこその効率の悪さもありましたが、お金を掛けないという意味ではコスパが高い選択だったとも思っています。
そこでこの記事では、僕自身の経験も踏まえてプログラミングを学ぶのであれば「独学」か「スクール」どちらが良いのかをまとめていければなと。
これからプログラミング学習を始めようと考えている人は是非参考にしてもらえればなと。
目次
プログラミングを学ぶならスクールと独学どっちがおすすめ？
結論から言うとプログラミングスクールも独学どちらもおすすめできる学習方法だと思います。
プログラミングスクールの場合は事前に提示されたカリキュラムがあるため、「何から学び始めればいいかに迷うことがない」という特徴があり、効率的に学ぶことができます。
独学の場合は「自分で学習することを決めていく必要がある」という難しさもありますが、自己解決能力が身につきつつ、受講料金が掛からないため低価格でスキル習得を目指すことが可能。
そのため、プログラミングスキルを学ぶ上で結論としては「プログラミングスクール」「独学」どちらの選択肢もありです。
プログラミングスクールに自己投資をするかが決め手に
プログラミングスクールは受講料金が掛かりますが、現役エンジニアがサポートしてくれて具体的な学習のロードマップを作ってくれるため、それに支払う価値を感じるのかというのが決め手になるかなと。
独学の場合は受講料金がスクールと比べてほぼ掛かりませんが、「効率的にスキル習得を目指すことができるか？」と言われると100%そうではありません。スクールのようにカリキュラムがあり、サポートしてくれる環境ではないため自分で解決しなければいけない分、非効率な部分も。
時間とお金を天秤にかけた上で、どちらが自分に取って優先度が高いのかを考えてみるのが良いのではないかなと思います。
完全初心者が独学でプログラミングを学ぶのは難易度が高い
僕がプログラミングを学び始めた際はそこまでプログラミングスクールの数も多くなかったため、独学を選択してプログラミングを学び始めました。
書籍やプログラミング学習サイト、ブログの情報などをかき集めてリサーチしながら学ぶことから始めて、ウェブサイトをとりあえず作ってみることからスタート。
分からないことが出てきたらとりあえずググって見るというのを実践していました。
なんとかある程度のレベルまでは到達できましたが、その過程で何度も挫折。今考えると効率的な学習方法だったかと言われると非効率だったなと思います。
教養レベルでプログラミングを学ぶのであれば、Progateやドットインストールなどを活用して独学だけでも最低限の知識を付けることはできるのですが、実務レベルまで到達するのは難しいかなと。
どのレベルまでを目指すかですが、「プログラミングを学んでWebアプリを0から作りたい」「キャリアチェンジのためにプログラミングを学びたい」と考えているのであれば、独学だと相当努力しなければ難しいと思います。
僕の場合もベースのスキルは独学で学びましたが、実践的なスキルは兄がエンジニアをしているのでロードマップを作ってもらい、わからないところは聞くというスタイルで学習しました。
経験から踏まえてもし、当時に戻ることが出来るのであればプログラミングスクールという選択肢を選んでいたなと思います。
時間に対する投資という意味ではプログラミングスクール活用がおすすめ
独学は独学のメリットがありますが、何から学ぶかを決めて、わからないことも自己解決という環境は正直シンドイです。
プログラミング自体の難易度がめちゃくちゃ高いかと言われると正直そうではないのですが、未経験者は慣れるまでが大変。ほとんどの人はその初期段階で挫折します。
プログラミングの過程でエラーが起きたときも初心者だと「なぜエラーが起きているか？」の問題解決に1時間、2時間、場合によっては1日掛かることも平気であります。
もし、そこで経験のある現役エンジニアに質問ができる環境であれば10分程度で解決できる問題かも知れません。
独学の場合は時間的ロスが非常に多くて、エラーに悩まされて「プログラミング＝難しい」と挫折してしまう可能性が高まるのでその点は根性で乗り越えるのか、環境を構築するかだと思います。
プログラミングスクールであれば効率よく学べるカリキュラムも準備されていて、学習に行き詰まってもいつでも質問出来る環境があるため挫折することはほぼないと言えるでしょう。
「時間をお金で買う」という点で考えて、最後まで挫折せずにやり抜くのであれば、プログラミングスクールはおすすめです。
質問できる・やり抜く環境があるのはスクールの最大のメリット
プログラミングスクールのメリットは挫折せずにやり抜く環境が用意されていることかなと思います。
独学によるプログラミング学習の挫折率は9割以上と言われていて、何かしらの原因で諦めてしまう人がほとんど。
僕も一度プログラミングを挫折している一人ですが、その理由は環境構築かなと。
具体的に上げてみると以下のような感じです。
- 何から勉強するのに悩む
- スキル習得後の出来ることのイメージが不明確
- 分からないことを誰にも質問できない
- 現状のレベルがどの程度かわからない
目標を決めたとしてもそこに向かって正しく進めているかが独学だと分かりづらいのですが、プログラミングスクールの場合は現役エンジニアの人と相談しながら学習できるのはメリットとしては非常に大きいです。
プログラミングを学ぶおすすめ手順【無料から始める】
僕が初心者の状態であればプログラミングスクールを活用しつつ、無料で勉強を始める選択を取るかなと思います。
具体的には以下の2つのどちらかで学習すると思います。
- ①独学＋プログラミングスクールを活用
- ②無料のプログラミングスクールを活用
①独学＋プログラミングスクールを活用
基礎的なプログラミング学習であれば、独学でも可能です。どの言語を学んだほうが良いのか？と悩むこともあるかも知れませんが、とりあえず全くの未経験であればHTML/CSS辺りからの基礎理解からスタートになるため、以下のようなサービスでさくっと学び進めてみるのが良いかなと。
また、その前後のどちらかでプログラミングスクールの無料体験をとりあえず受けてみるといいでしょう。
例えばTechAcademyであれば7日間の無料体験コースが用意されているため、オンラインを通じて完全無料で体験が出来ます。
また現役エンジニアからのレッスンも1回受けられるので、どの言語を学ぶのがおすすめかなどの知りたい情報も相談しながら聞くことが可能です。
無料体験・相談で具体的なキャリアを明確にしたり、場合によってはスクールに通学するかどうかも検討できるので時間があるのであれば2〜3つぐらい申し込んでみる良いと思います。
②無料のプログラミングスクールを活用
転職を前提としているのであれば、無料のプログラミングスクールを選ぶのも良いと思います。
実務レベルで使えるプログラミングスキルを身に付けるのであれば、お金をもらいながら学ぶのが一番リスクもなく効率的ですよね。
いずれ独立を目指している方でも1度はIT会社に就職するというのもありかなと。
具体的なステップとしては以下の流れです。
- 無料のプログラミングスクールで基礎スキル就職
- 転職してスキルを磨きながら実務レベル習得
- 年収アップのために転職 or 独立
実例で出すと僕の兄がこの流れで無料でスキルを学んだ後に開発会社で就職。その後、フリーランスエンジニアとして独立して、最終的には法人化して自社サービス開発をしながら受託などをしながら活動しています。
お金をもらいながら働くのが一番リスクが低いですし、スキルレベルが上がると単価も上げやすいので無料のプログラミングスクールを利用してみるのはありだと思います。
無料で受講できるプログラミングスクールは以下でまとめているので、ITエンジニアとして転職を考えている方はチェックしてみて下さい。
無料でオンラインカウンセリングもしているので、就職できる企業などを聞いてみることで具体的なイメージを付けることが出来るでしょう。
まとめ：独学もおすすめだけどプログラミングスクールの方が最短距離でエンジニアになれる
プログラミングを学ぶのに「プログラミングスクール」と「独学」どちらが良いかという議論がありますが、どちらもおすすめです。
最短距離で学ぶのであれば自己投資という意味で「プログラミングスクール」が効率的で、お金をなるべくかけないで自己解決しながら学べるのであれば「独学」という選択肢もあり。
- プログラミングスクール：最短距離で学べる
- 独学：回り道はするけど自己解決能力が付く、お金がほぼ掛からない
後はお金がネックでプログラミングを学べないのであれば無料のプログラミングスクールも検討してみると良いかなと。
まずは行動してみることが大事なので、無料体験などから受けてみることをおすすめします。
