留学生活を後悔しないように、「留学前に英語の勉強に取り組みたいけど何から始めれれば良いかわからない。」なんて人も多いのではないでしょうか。
留学に困らないように事前に学んでおく英語スキルとその勉強方法を留学経験者の僕がまとめました。
目次
留学したら英語が伸びるは迷信
留学前に知っておくべきこととして、まず「留学したら英語が伸びる」なんてことは迷信にしか過ぎないということです。
僕は、オーストラリアとフィリピンに留学経験がありますが、「留学すれば英語が伸びるっしょ」という感覚で留学をしましたがそんなことはありませんでした。
少人数のグループレッスンでは基礎英語力が0の状態だと、何を話しているか全くわからない。フィリピン留学の特徴であるマンツーマンレッスンでも、講師と1対1なのに何を話しているか全く理解できないからレッスンが進まないのです。
わからないことの無限ループなので、正直英語の上達も感じられません。これだと、せっかくの英語のレッスンも無駄ですよね。
留学の目的の中に、英語習得があるのであれば留学前に必ず英語の勉強をするべきです。
僕の留学失敗談も踏まえて、留学前に勉強しておくこととその活用法をまとめました。
留学前に絶対にやっておくべき英語勉強【経験談】
ずばり、留学前に絶対にやっておくべき英語勉強は、全てです。
「留学行ってから英語を学ぼう」という考えでは、すでに英語習得が目的の留学なら失敗フェーズに入ってます。僕もその一人でした。
留学前に英語の勉強をやっておけばおくほど、損することはありません。むしろ留学生の中の勝ち組に入れます。
英語勉強に費やす時間も英語知識があればあるほど効率的に使えるので、英語以外の経験や体験を多くすることができます。
今回は、留学前に勉強しておくべき英語を「英単語」「英文法」「英会話」の3つに分けて説明します。
「英単語」を知らないと始まらない
まず、留学前の英語勉強で必須なのが英単語のインプットです。
英単語を知っているだけでは会話は成り立ちませんが、ネイティブの会話が断片的に理解できるようになります。困った時もジェスチャーと英単語を知っていればどうにか留学生活を生き残れます。
おすすめなのは英単語帳を丸々1冊覚えるか、スマホアプリを使って効率的に勉強する方法です。
おすすめの英単語帳は、語学出版社のアルクが提供する「キクタン」。1日に学ぶ英単語が決められていて無理なく学ぶことができます。英語レベルに合わせて英単語帳を選択できるのもポイントです。
アプリ版もiPhoneのみで有料ですが、購入できるので英単語帳を持ち歩きたくない人におすすめです。音声データも聞けるので、気楽に英語学習をすることができます。
日常の中で英語学習を取り入れるのであれば、無料の英単語アプリのmikanもおすすめです。
30秒で10単語の英単語学習ができて、ネイティブの発音と英単語を見て、意味を答えます。
「覚える」「テストする」「復習する」 のサイクルで学べるので、効果的に英単語を覚えることができあます。
問題に対して、即座に答える必要があるので反射的に答える英語力を身につけることができます。学びたい内容に合わせて、ゲーム感覚で学べるのも無理なく続けれるのもポイントです。
英単語を覚えておくと、留学生活の学習が捗るので事前に取り組みましょう。その時に忘れては行けないのが、英単語を音と一緒に覚えることです。
英単語の勉強として、スペルと英語の意味がわかるのでは不完全です。実際にネイティブの発音もしっかり覚えておくことで、英会話でその単語がでてきたときに理解ができて、自分でも正しい発音で伝えることができるようになります。
英会話に英文法は必須。
英単語の次に取り組んでおくべきなのは英文法の勉強です。
英文法を学ぶべき理由は以下のスキルを身につけるためです。
- 英文法を理解=英語を聞き取った時に理解できる
- 英文法を理解=英語を書くことができる
- 英文法を理解=英語を話すことができる
英文法を理解=英語を聞き取った時に理解できる
英文法を理解していれば、英語を聞いた時に瞬時に構成を把握して意味を理解できます。もし、仮に聞き取れなかった英語があっても前後の英単語で、意味を想像することができて、聞き取れなかった点もわかるようになります。
英文法を理解=英語を書くことができる
文法を理解しておけば、文の構造がわかるので英語を書くことができるようになります。
留学中のレッスンでは、課題として文章の書き取りなどもありますが、英文法を理解しておけば、予習や復習もスムーズに進みます。英語を書くことでアウトプットの練習にもなります。
僕の留学時の英語力は中学生レベルの英語力しかなかったので、文章を書く課題などはほとんど出ず、英文法を英語で習っていました。正直、全くの基礎がないまま留学に行って、英語で英文法を教えてもらっても理解するのに時間がかかります。
そもそも動詞や名詞、形容詞という英語を理解していないので説明されてもさっぱりです。
英文法を理解=英語を話すことができる
英文法を理解しておくと、英語を話す時の文章を組み立てることができるようになるので、レッスン中の会話や外国人との会話の中にも入っていくことができます。
ある程度の基礎文法が入っていないとめちゃくちゃな英語になるので、留学生活で困らないように英文法は学んでおくべきです。
おすすめの英文法の勉強【本・参考書を活用】
英文法は簡単に理解できる本や参考書を活用しましょう。
その中で、僕がおすすめする英語学習本は2つあります。
一億人の英文法
一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)
英語を話すために必要な英文法がまとめられている参考書です。ネイティブが英語を話す感覚なども文法とともにまとめられているので、会話で使える英文法を学びたい人におすすめ。留学前に一度は勉強しておきたい本です。
瞬間英作文
英語を話す時も、「瞬間的に英語を理解して、頭の中で英語を組み立てて言葉に出す」ということが自然と行われます。日本語を話す時も無意識にこの流れが行われています。
簡単な英文をスピーディに大量に作っていくトレーニング本みたいなもので、英語を考える反射神経のようなものを鍛えることでテンポ良い英会話ができるようになります。
英会話力を付けるのであれば絶対に取り組むべき英語学習本です。
留学前に英会話の練習はしておくと便利
英単語と英文法をある程度覚えて、留学前までにまだ時間があるのであれば英会話の練習はしておきましょう。
僕が留学中に困ったのが、
「英会話をしたことがないから会話のはじめ方がわからない。」
「会話のはじめ方を勉強した後も、英会話フレーズを知らないから会話に詰まる」
ということです。
とりあえず、英会話を話すことに慣れることは非常に重要で、完璧な英語ではなくても良いから意見を伝えることができるようになっておくべきです。
おすすめなのは、スマホで手軽にできるオンライン英会話です。
中でも英会話レッスンが受け放題のネイティブキャンプは、圧倒的なコスパの高さです。
月額5,500円で毎日英会話レッスンが受け放題な点と、英語学習の目的や学びたい内容に合わせたオンラインのレッスン教材も豊富なのでとにかく英語を話す練習をするのにおすすめです。
英会話を話した分だけ、英語を話す自信が付きます。
留学前にある程度会話ができるようになると緊張せずに留学に望むことができるようになるはずです。7日間の無料利用もネイティブキャンプならあるので、まずは英会話の練習だと思って利用してみましょう。
留学前に英語勉強するだけで、留学生活が変わる!
断言します。留学前に英語を勉強しておけば留学生活は良い方向に変わります。
英語の上達で伸び悩むことは、留学前にいくら勉強に取り組んでいたとしてもあるでしょう。ただ、基礎ができていない人はどうでしょう?
×英単語を勉強していない
→会話にならないのでアウトプットしようがない
○英単語を勉強していない
→なんとなく意見を伝えることができる
×英文法を勉強していない
→相手の言っていることが理解できないし、相手も自分の英語が理解できない。
○英文法を勉強した
→英文の構成を考えて話せるので、相手が理解してくれるし相手の言っていることもわかる
×英会話の練習をしていない
→何を話して良いかわからない。会話の中の入り方がわからない。
○英会話の練習をした
会話の練習はしたので、使えるフレーズがあるので会話がスムーズ。外国人の友達も簡単に作れた!
英語を留学前に勉強をしたか、していないかで留学生活が大きく変わることは一目瞭然ですね。
仮に、周りが留学前に勉強していなかったとしても自分だけはしておけば外国人の友人を作ったり、予習・復習の時間を最低限に済ませて違い経験をする時間に費やすことだってできます。
留学前に英語を勉強して、ハッピーな留学ライフを!
留学前に、できるだけ英語学習には取り組んでおきましょう。
本気で英語を伸ばしたいなら留学を決めたその日から留学は始まっていますよ。事前準備は大切です。
参考にして、ハッピーな留学ライフを送りましょう!
留学をする際は、現地のことをよく知る留学代理店の利用がおすすめです。語学カウンセラーが相談に乗ってくれるので、まずは情報収集も兼ねてお問い合わせしてみましょう。
留学おすすめ代理店:世界32カ国から探せる語学留学予約サイトSchool With