旅をしながら働いているノマドワーカーのYoshi(@kazushiyoshidaa)です。
フリーランスとして働き始めて3年目。国内・海外を旅をしながら働いていることが多く、月の半分は拠点である東京を離れて仕事をする機会が増えてきました。
「旅×仕事」をキーワードに活動をしているので、ノマドワーカーとしての活動も慣れ始めてきました。
月の収入は、フリーの活動で7桁を超えているので割と自由に旅をする生活ができていますが、実際にノマドワーカーとして旅をしながら働き始めた理由や実際の生活で感じたことなど、「旅ノマドワーカー」になりたい!と考えている人は参考にしてみてください。
目次
ノマドワーカーとは?
ノマドワーカーとは、英語が語源の「ノマド」という定住地を持たない遊牧民を意味する言葉と「ワーカー」を組み合わせた言葉。
そのため、特定の場所にしばられずに自由に好きな場所で移動しながら仕事をする人たちのことを指します。
そのため、僕自身も拠点は東京にありますが、仕事をする場所や時間に縛られることは一切ないため国内外を移動しつつ、拠点を変えて働いています。
このブログも「LISH MAGAZINE(ライフシフトマガジン)」という名前を付けたのも、旅をしながら働くことをコンセプトに自分のライフスタイルを置いているからで、それはノマドワーカーの働き方でもあります。
ノマドワーカーとして旅しながら働き始めた理由
ノマドワーカーと言われる人の中には、拠点を決めてカフェやコワーキングスペースなど決まった場所で仕事をしている方も多くいます。
僕の場合は、拠点を変えつつ仕事をするようにしています。それが、旅ノマドワーカーの形になっているのですが、その理由はなんだろうと考えたときに、たどり着いた答えが2つ。
- 日常の習慣化に飽きてしまうから
- 新しい世界を見てみたいという欲求
1.日常の習慣化に飽きてしまうから
もともと、フリーランスとして独立する前までは東京で会社員を2年ほど経験しています。
会社員の働き方ってどうしても組織の中で行動する必要があるので「朝何時に起きる必要がある。」「満員電車に揺られて出社」と決められた日常生活が軸になってしまいます。
ベンチャー企業だったので、ほぼ毎日仕事をしているのは当たり前で、そのおかげで経験できた世界があるのは間違いないのですが、タイムリッチ(時間的余裕)には遠くかけ離れたところにいました。
それがキッカケで、フリーランスとして独立したのですが、フリーランス的な働き方でも感じたのが誰にも縛られていないけど、毎日同じ場所で仕事をして基本的に会う人はだいたい同じ。
1拠点に留まり生活をしていると、日常が習慣化されていて代わり映えのない生活に変わっていくことに気づきました。
その習慣化された生活に飽きてしまうので、「拠点を変える=旅」という形にシフトして行き、ノマドワーカーという働き方に変わってきました。
2.新しい世界を見てみたいという欲求
習慣化された日常に飽きてしまうのと同時に、もっといろんな世界を見てみて経験したいという欲求が僕がノマドワーカーとして活動している理由の一つです。
一歩でも良いので、自分のコンフォートゾーン(快適なエリア)から出てみると新しく見える景色や価値観、様々な出会いがあると僕は思っています。
環境を変えてみることで、
- 一人ひとり違う人生を描いていて、経験をしている。
- 環境によって人のライフスタイルは変わっていく。
- アイディアは移動距離に比例する。
など、多くの発見や感じることがたくさんあります。
自分自身を見つめ直したり、理想のライフスタイルを見つけるにはまずは旅をすることはおすすめです。ノマドワーカーなら生活の基盤を作りつつ、旅をしながら働くことができるので僕はこの働き方を選んでいます。
ノマドワーカーとして旅と仕事をした場所
実際にどこを旅しながら働いているの?
というのが疑問としてあると思うので、僕の一例として直近の半年分がこんな感じです。
10月:セブ島・ドゥマゲッティ・アポ島・シキホール島(フィリピン)
11月:広島・岡山・京都・大阪
12月:セブ島・ドゥマゲッティ(フィリピン)・バリ島(インドネシア)
1月:岩手・ホーチミン・ダナン(ベトナム)
2月:ハワイ(アメリカ)
3月:岩手・セブ島・バリ島
基本は、東京を拠点として月の半分以上はどこかの都市に訪れているようなイメージです。
岩手は実家なのですが、会社員のように出社などの決まりが一切ないので好きなときに地元に帰って帰省ラッシュなどに巻き込まれずゆったり滞在ができて、仕事もできるので頻繁に帰ることも多くなりました。
あと、多いのが東南アジアですが、渡航費や滞在費が安く比較的行きやすく特に日本が冬になるときは南国に行くようにしています。
旅しながら働くノマドワーカーとして感じた7つのこと【経験談】
旅しながら働き始めて、ノマドワーカー的な働き方は控えめに言って最高なのですが、メリット・デメリットもあると思っています。
僕が、旅をしながら働くノマドワーカーとして感じたことを良いこと・悪いことを踏まえてまとめてみたので、参考にしてみてください。
1.プライベートと仕事の境目がほぼなくなる
旅をしながら仕事をするようになり、仕事をするのが楽しくなりました。
「旅=楽しいもの」というのは当たり前の感覚ですが、「仕事=楽しむもの」という感覚に変わっていきました。
自分の好きなことを仕事にして活動しているので、仕事をしているのか遊んでいるのかがわからないぐらいプライベートと仕事の境目がなくなっていきます。
会社員時代って休みを待ち遠しにしていたり、祝日があることが嬉しいみたいな感覚があったのですが、毎日が仕事であり、毎日が遊んでいる感覚なので正直プライベートと仕事の境目がほぼありません。
メリハリがない部分もあるので、メリット・デメリットありますが、ストレスを感じることは極端に減った気がします。
2.旅することが仕事に変わっていく
僕が一番メリットに感じていることは、旅することが仕事に変わっていくということ。
僕の場合は、マーケティングコンサルとブログがメイン収益なのですが、海外事業の案件も積極的に受けるようにしています。
具体的には、語学留学のマーケティング・現地人材紹介ビジネスのマーケティング・現地日本語学校のマーケティングなど。
これは、僕が旅をしながら海外に訪れたことで獲得できた案件であり、日本で働いていたら仕事になることはありませんでした。人脈作りで広がる仕事もあります。
それ以外にもノマドワーカーは様々なところへ拠点を移動して働くライフスタイルのため、多くの情報を得ることができるためそれをブログで発信するなんてことができます。
自分のライフスタイルをもとに有益な情報を発信すれば、収益は発生しますし、旅することが仕事に変えることがノマドワーカーのメリットでもあります。
働く時間を自分でコントロールできるタイムリッチを目指せる。
ノマドワーカーのメリットとして働く時間を自分でコントロールすることができるということ。
旅をしながら働いているとメリハリは大事で、旅先で毎日働いていても個人的には時間がもったいない気がします。せっかく拠点を変えているので、その場所でしか出来ない経験をするべきですし、観光なんかも大事だと思います。
ノマドワーカーは働く時間をコントロールできるので、時間的余裕を作り働く時間・休む時間・遊ぶ時間を分けて活動できるため、タイムリッチだなと僕は思います。
例えば、この間はセブ島で年に2回しかないビーチフェスのためだけに、セブ島に訪れました。
ベトナムでのビジネス合宿の合間に観光名所を回ってみたり、
がっつり、バリ島で仕事をしたあとの週末にビーチリゾートでゆったり&サーフィンをしたみたり、
東京1拠点で活動していたらできないような経験ができるのは海外ノマドワーカーのメリットです。
もちろん最初の方からこのような活動ができたわけではないですが、働き方に慣れていきつつ収益を継続的に稼げるよいうになれば時間的余裕が生まれてタイムリッチを目指せるのがノマドワーカーであり、フリーランスの働き方だと思います。
数多くの出会いで自分を見つける機会へ
様々な場所に移動をして働いていると、1拠点で生活したときと比べられないぐらい新しい出会いがあります。
その土地でビジネスをしている人、フリーランスとして活動してる人、様々な人と交流する機会を設けることで学ぶことが多くあります。
旅をしながら働きつつ、自分のやりたいことを再確認したり、見つける機会に繋がると思います。
僕は、旅をしながら働きつつ、今ではカメラを購入して映像制作の勉強をしています。それは、旅先で出会った人の影響で映像制作を始めてみたい!と感じたので、活動の幅を広げることにしました。
たまたま、バリ島にカメラを持って仕事をしに行ったら、そのまま語学学校のレッスン風景を頼まれて仕事に繋がったこともあります。
日常生活では出会えない人との交流や出会いは旅することで多くあると思います。
また、僕は旅先で出会った人達とメンバーと新しい事業の立ち上げを準備していたりと、こういった出会いがあるのもノマドワーカーのメリットだと思います。
混む時期を避けて旅ができる
フリーランスもそうですがノマドワーカーなら、混む時期を避けて旅ができます。
企業に務めている人であれば決められた休みが存在していて、その休みを使って旅をするとなるとGWや三連休など多くの人が旅をする日と同じになるため、旅費が高くなったり混んでいたりなんてことに。
ノマドワーカーなら旅する時期は自分で決められるため、ゆったりと旅ができます。また、仕事のために移動をしているので、ある程度の範囲は経費として計上できるので節税にもなります。
働く場所を見つけるのが意外としんどい
一応、個人的なデメリットとして感じているのが働く場所をみつけるのが意外としんどいということ。
ネットでググれば、電源・Wifiが使えるカフェはある程度簡単に見つけられるのですが、海外とかだと特に荷物の心配がでてきたり、快適に仕事ができる環境が少なかったりします。
ネットと仕事環境が大事なノマドワーカーからすると最初の間はこの働き方になれるの時間が掛かる人もいるので一応デメリットの一つかなと。
心の安定がない。継続収益化をしないとつらい。
ノマドワーカーの活動の中で、気をつけなければいけないので継続的に収益が入る仕組みを作る必要があるということです。
コンサルや案件受注型の仕事であれば、クライアントから契約が切られたり案件がなければ稼ぐことはできません。
決まった収入があるからこそ、旅をしながら働けるといってもノマドワーカーは過言ではないため、継続収入を作らないと消耗します。心の安定がなくなります。
心の安定がないと、せっかく旅に出ても100%楽しめないなんてこともありますし、結局仕事に比重がよってしまい、理想とするライフスタイルを目指せないなんてことも想定できます。
そのため、継続収入を作る仕組み化を作る必要があり、それが出来れば100%旅ノマドワークが楽しめるかなと思います。
関連記事:【経験談】フリーランスが収入を増やす方法【戦略的収入アップ】
旅しながら働くノマドワーカー。理想のライフスタイルは作れる
僕は、今東京に拠点を置いて国内・海外を旅しながら生活をしています。
セブ島・バリ島・ベトナムにビジネスの基盤ができつつあるので、海外はそこを中心にいろんな国に訪れて仕事をして新しい挑戦を始めたり、国内はこれまで訪れたことのない都市や人と会うために移動しながら「旅と仕事」がセットになりつつあります。
「Do What You Love」
好きなことをして、好きな仕事をして、自分のやりたいことを精一杯やるライフスタイルは今の時代簡単になりつつあります。
パソコンとネット環境があれば、個人でも十分に活躍できる時代だし、ビジネスを創造するのはそこまで難しくありません。
自分の理想のライフスタイルを追い求めて、それに向かって行動するだけです。日常の枠や概念に捕らわれずに挑戦してみることで、旅をしながら働くノマドワーカーにはなれます。
ノマドワーカー的な働き方は、社会的に見ても信用がなかったり、まだ馴染みのない働き方でデメリットも少なからずありますが、このライフスタイルにしてよかったなと思います。
旅と仕事を両立させて活動したいと考えている人の参考にしてみてください。
僕はもっと様々な場所や都市に訪れて、旅と仕事を続けていきます。