未経験から副業として始めやすいWebライターですが、結論から言うと月1万円は稼ぐことは可能です。
ですが、「Webライティングが初めて」という方にとってはハードルが高いのも事実です。
そこでこの記事では、実績ゼロの未経験Webライターが月1万円稼ぐ方法をステップごとに解説していきます。
僕自身は、フリーランスでWebライター経験があり、未経験から月収30万円超えを達成。現在はブログで稼ぎながら複数のWebライターさんに記事発注をする側としてWebメディア会社を経営しています。
よっしー
目次
実績ゼロからWebライターで月1万円は難易度が高い。
Webライターで稼いでいる全ての人が未経験からのスタートのため、「Webライターとして月1万円稼ぐことは可能」です。
ですが、実績ゼロ・ブログ経験もない方であれば、かなり難易度が高いです。
理由としては、慣れるまでの時間がかかり、作業時間も必須となるからです。
- 受注できない
- 低単価案件しかない
- 調べるだけで時間が掛かる
- フィードバックが大量
- 時給換算すると激安
以前にインスタで以下の投稿もしているので参考になるかなと。
そのため、副業でWebライターを始める方のほとんどの方が月1万円の壁を超えることができずに辞めていくのも事実。
ですが、絶望しなくてもOKです。
月1万円稼ぐ壁を超えることができれば、2ヶ月目以降の作業は慣れているので楽になっていきますし、全く同じ作業を3倍すれば、月3万円稼げて、5倍すれば月5万円まで達成可能。
月3〜5万円稼ぐときよりも月1万円稼ぐほうが難易度が高いため、これから稼ぎ出すために必要なハードルだと思って取り組みましょう。
段々と作業に慣れてくれば時給換算として高くはなってきますし、「在宅で出来る」「空いた時間の副業として作業しやすい」というメリットもあります。
月1万円を稼ぐ作業は、実績・経験を積むフェーズだと理解しておくと良いですね。
Webライターとして月1万円稼ぐシュミレーションを解説
では、月1万円はどれぐらいの作業量で稼げるのかシュミレーションしてみましょう。
ブログ経験者であれば文字単価1円程度の案件受注から挑戦することもできますが、特に経験も実績もない方の場合低単価案件からのスタートです。
文字単価で言うと0.3〜0.5円程度。1万円を稼ぐために執筆するべき文字数は、約20,000〜3,000文字。
- 報酬目標=文字単価×文字数
- 10,000円=0.3〜0.5円×20,000〜30,000文字
おすすめは0.5円以上の案件で、単純に稼ぐための作業量が少なくなります。
クラウドソーシングを探してみると0.1円〜案件もありますが、あまりにも低単価すぎると稼ぐまでに必要な作業時間が数倍に増えるので、実績や評価を積み上げる以外の目的ではあまりおすすめしません。
よっしー
逆に1円以上の案件に応募することは問題ないですが、受注率が下がるので最初の間はダメ元で応募するぐらいの気持ちでやるのが良いかなと思います。
まとめると文字単価0.5円以上の案件で、20,000文字書けば報酬1万円達成します。
仮に1記事5,000文字であれば4記事執筆が必要で、1記事3,000文字の案件であれば約6記事の執筆が必要です。
Webライターが月1万円稼ぐ具体的な3ステップ
ここからは実際にどのようなステップで実践すれば月1万円に到達できるかを解説していきます。
具体的なステップは以下の3ステップです。
よっしー
ステップ0:Webライティングの基礎を学ぶ
まず、基礎的なWebライティングについて勉強しましょう。
基礎スキルがないと案件に取り組む際に掛かる作業時間が増えて非効率。クオリティ低い記事を提出してしまい、クライアントから評価が下がることもありえます。
おすすめはWebライティングに関する本を1冊で良いので購入してみることです。
何冊も読む必要はないので、まずは以下のような本を1冊読んで正しい知識を身につけましょう。
よっしー
ステップ1:クラウドソーシングに登録
基礎学習が終わったらクラウドソーシングに登録していきましょう。
クラウドソーシングとは、発注者(クライアント)とWebライター(ワーカー)をマッチングしてくれるプラットフォームです。
直接契約やSNSで仕事を探すことも出来ますが、未経験で受注するのはほぼ無理なのでまずは受注しやすいクラウドソーシングで実績作りです。
クラウドソーシングは探してみると10以上存在していますが、実績を積み上げる・評価をもらうという意味では、いっぺんに登録して案件探しをするのは非効率。
まずは大手のクラウドワークス・ランサーズの2つに登録しておけばOKです。
クラウドソーシングに登録したら、最低限のプロフィール設定はしておきましょう。
- 経歴、資格
- 可能な業務
- 執筆の得意分野
- 稼働可能な時間
- 実績(ブログや執筆実績など)
よっしー
ステップ2:タスク案件を5件ほどこなす
クラウドソーシングに登録したら実際に稼働していきます。
冒頭でお伝えしたとおり、月1万円稼ぐのは大変です。登録してから数件の実績を作るところまでは粘り強く作業する必要があります。
そのため、まずは誰でもできるタスク案件を5〜10件ほどやってみましょう。
タスク案件は簡単なアンケート、レビューを書く仕事で応募なしで実践できるため、実績作りに最適で以下のようなメリットもあります。
受注から完了までの流れを理解できる
クライアントとのやり取りの流れを理解できる
稼ぐ経験を積める
タスク案件の報酬は数十円〜数百円と少額のため、「稼ぐ」という目的ではなく、「慣れる」という目的で実践しましょう。
よっしー
ステップ3:実績をもとに案件を応募する
ここからやることは「とにかく案件に応募すること」です。
目安としては30〜50件ほど応募して、初心者レベルで取り組めそうな案件、自分が詳しいジャンルの記事執筆案件などをリサーチすると良いかなと思います。
闇雲に応募しても非効率なので、以下のような検索条件で探してみるのがおすすめです。
- 依頼方式:プロジェクト(固定報酬)
- 特記事項:未経験可
- こだわり:求めるレベル 初心者あり
その上で、最初の数件は比較的簡単な案件が良いので、文字数1,000〜2,000文字の案件をチョイスしましょう。
慣れるまでは1,000〜2,000文字の案件でも数時間掛かり、5,000文字以上だと「大変すぎる…」となりかねません。(※ここで挫折する人も多いです。)
数件〜10件程度案件をこなしていくと記事執筆にも慣れていきますし、クライアントワークのやり方も理解できてきます。
よっしー
あとはWebライターとして月1万円稼ぐために量をこなすだけ
月1万円稼ぐステップとしては以上です。
あとは量をこなすだけなのですが、「受注率を上げて作業したい」「作業効率を上げたい」という方は以下のポイントを意識しましょう。
- 提案数を増やす
- 提案文章を作成し、魅力的にする
- 高い評価をもらえるように行動する
- 良好なコミュニケーションを心がける
①提案数を増やす
最初は数をこなすことが大事なので、新着案件がないかは定期的にチェックしましょう。僕の場合は、毎日1回はチェックしていました。
月1万円達成するスピードが遅いほとんどの人が「既に応募しているから」という理由で新たな案件に応募しないのですが、受注が決まっていない状態で待つ時間が無駄です。
30件以上応募しても受注できるのは20%以下(約6件)ということも最初の間はあるある。
応募したからといって必ず受注できるわけではないので、どんどん応募していきましょう。
この応募作業をやるだけで月1万円の壁を達成できる道が開けていきます。
②提案文章を作成し、魅力的にする
応募する際には提案文章のテンプレートを作り、魅力的に仕上げましょう。
コツやテンプレは色々ありますが、正解はないので案件応募に必須な項目は最低限入れた上で、自分をアピールできる文章を作るのがおすすめ。
具体的には以下の要素です。
- 簡単なプロフィール
- 応募条件に関する情報(稼働時間、納品記事数)
- これまでの経験(案件ごとに貢献できることを書く)
- ポートフォリオ(ブログなどがあれば)
クライアント側は沢山応募がある中で発注する相手を探すため長すぎるのはNGです。
端的な文章で提案文を作りましょう。執筆経験がなくても、これまでの経験・キャリアを案件に活かせることもあるので、記載しておくのがおすすめです。
具体的には以下のようなイメージですね。
- 主婦歴●年→主婦目線で記事が書ける
- 営業事務●年→細かな仕事が得意
- 留学経験あり→自身の英語学習経験をもとに記事を書ける
- ダイエットで●キロ減量に成功→ダイエットについて詳しい
また、Webライティング案件の応募で提案文に書くべきではないNGな要素もあります。
「未経験、駆け出し、初めての案件」
経験者・未経験者を含む複数の応募がある場合に、同じ単価で発注できるなら経験者を選ぶのはクライアントからして当たり前のこと。
そのため、わざわざ「未経験です」と伝える必要はありません。Webライター案件を始める時点で「Webライター」を名乗り、案件で評価されるように頑張ればいいので、不安感を感じさせる文章は入れないようにしましょう。
③高い評価をもらえるように行動する
初心者の案件の場合、テストライティングがあったり、低単価案件が多いため「時給換算したらアルバイト・パートの方が高い…。」となることはあるあるです。
正直しんどいですが、経験を積めば解決していくものなので謙虚に案件をこなしましょう。
しっかりと作業をすることで高い評価を得られますし、継続案件につながる可能性もあります。
よっしー
④良好なコミュニケーションを心がける
クライアントワークが初めての方だとコミュニケーションが不十分で悪い印象を持たれてしまうこともあります。
テキストコミュニケーションが主なため、印象よく対応することで継続案件に繋がる可能性も高まります。
具体的に意識したいポイントは以下です。
- レスは早めにする(クラウドソーシングのアプリを入れておく)
- マニュアルはしっかり読んで100%対応する
- 同じことを指摘されないように丁寧に対応
- 質問はなるべくまとめて答えやすいように
- 文末に「!」を入れる
よっしー
これまで50名以上のWebライターさんに仕事を発注してきて、その他フリーランスの方は100名超仕事での付き合いがありますが、仕事ができる人は文末に「!」が入っているケースが多いです。
読み手が持つ印象を考えて文章を意識しているワーカーさんの多くがやっていることですね。
メールではタブーですが、今の時代チャットでのコミュニケーションが多いため、クライアントと良好なコミュニケーションを取るために参考にしておきましょう。
お世話になります!
●●の件ですが、〜〜いかがでしょうか?
お世話になります。
●●の件ですが、〜〜いかがでしょうか。
あくまでサンプルですが、「めんどくさそうに作業しているな〜」みたいな人はチャットでの文章で意外と分かったりするので、伝え方を意識するだけでもクライアントからの評価が上がることもあります。
よっしー
まとめ:Webライターとして月1万円稼ぎ、ネクストステップへ
Webライターとして月1万円到達するためのステップを解説していきました。
最初は覚えることが多く、作業時間も掛かるので消耗することが非常に多いです。
ですが、そこから実績・経験を積んでいくことで月3万円、月5万円と報酬を上げていくことができるので頑張って作業していきましょう。
また、ネクストステップの月3〜5万円の稼ぎ方は以下の記事で解説しています。
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