
「MEO対策の営業電話がよく来るけれど、どこに頼めばいいのか分からない」「月額を払っても効果がなかったらどうしよう」と迷っていませんか。
MEO対策の会社・代理店は数が多く、作業の範囲も料金の決め方も会社によって大きく違います。選び方を間違えると、費用だけかかって成果が見えない、ガイドライン違反でプロフィールが制限される、といった失敗につながります。
この記事では、MEO対策会社に依頼できること、会社の種類と料金体系の違い、契約前に確認したい7つのポイント、注意したい営業の特徴を、Googleの公式ヘルプとLISHの支援経験をもとに整理します。特定の会社をすすめる記事ではなく、ご自身で比べて選ぶための判断材料をまとめています。

LISH株式会社 代表取締役CEO。店舗集客に強いWebマーケターとして、MEO対策(Googleビジネスプロフィール)、Google/Yahoo/Meta広告運用、LP・Webサイト制作、Webコンサルティングを軸に支援を行う。自社でもフランチャイズ加盟の実店舗を4店舗運営し、現場のオペレーションと数字に基づく改善に強み。累計300社以上の店舗支援実績を持つ。
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MEO対策会社・代理店に依頼できること

MEO対策会社に依頼できる作業は、おおむね次のとおりです。どこまでを含むかは会社やプランによって異なるため、見積もりの段階で一つずつ確認しましょう。
| 作業 | 主な内容 |
|---|---|
| 初期設定・整備 | オーナー確認の支援、カテゴリ・基本情報・サービス・説明文の整備 |
| 写真・投稿の運用 | 写真の追加、最新情報(投稿)の作成と更新 |
| 口コミ対策 | 口コミ返信の代行、来店客に口コミをお願いする仕組みづくり(QRコード・案内文など) |
| 分析・レポート | 検索語句、表示回数、電話・経路検索・Webサイトへのクリックなどの報告と改善提案 |
| 外部対策 | Webサイトや外部の掲載情報(ポータル・SNSなど)の店舗情報をそろえる |
| 多言語対応 | 訪日客向けに外国語での情報整備や口コミ返信を行う |
一方で、来店客への口コミのお願いや、写真素材の用意など、店舗側でしかできないことも残ります。「すべて任せれば何もしなくてよい」わけではない点は、最初に理解しておきましょう。
MEO対策会社の種類と特徴
MEO対策を請け負う会社は、大きく次の4つのタイプに分けられます。どのタイプが合うかは、店舗の数や、MEO以外の集客もまとめて任せたいかによって変わります。
| タイプ | 特徴 | 向いている店舗 | 確認したいこと |
|---|---|---|---|
| MEO専門会社 | Googleビジネスプロフィールの運用に特化している | まずはMEOだけをしっかり任せたい | Webサイトや広告との連携が必要になったときの対応範囲 |
| Web集客全般の代理店 | MEOに加え、広告・SEO・SNS・サイト制作などをまとめて扱う | MEOとWebサイト・広告をあわせて見直したい | MEOの担当者に運用経験があるか、作業内容が他の施策に埋もれていないか |
| ツール提供型 | 管理ツールを提供し、投稿や口コミ返信を店舗側で行う形が多い | 店舗で手を動かせる、多店舗を一元管理したい | 誰が作業するのか、サポートの範囲 |
| 地域のWeb制作会社 | ホームページ制作とあわせてMEOを請け負う | 制作から相談できる身近な会社に頼みたい | 継続運用の体制と、月次の報告があるか |
料金体系の違い|月額固定型と成果報酬型

MEO対策の料金は、一般的に「月額固定型」と「成果報酬型」の2つに分かれます。
| 月額固定型 | 成果報酬型 | |
|---|---|---|
| 仕組み | 毎月決まった金額を払い、決められた作業を行ってもらう | 指定したキーワードで一定の順位に入った日数などに応じて費用が発生する |
| よい点 | 予算が読みやすく、作業内容で比べやすい | 順位が上がらなければ費用が抑えられる |
| 注意点 | 作業内容とレポートが曖昧だと、成果を判断しにくい | 順位の測り方(どのキーワード・どの地点で計測するか)で結果が大きく変わる。来店や売上につながる順位かどうかも確認が必要 |
Googleマップの順位は検索する場所によって変わるため、成果報酬型では「どこで、どう測った順位か」を契約前に必ず確認しましょう。料金の相場や、売上から逆算した予算の決め方はMEO対策の費用相場はいくら?で詳しく解説しています。
MEO対策会社の選び方|契約前に確認したい7つのポイント

Googleは公式ヘルプで、ビジネスプロフィールの管理を外部に任せる際の注意点を公開しています(出典:Googleビジネスプロフィール ヘルプ「サードパーティと連携してビジネス プロフィールを管理するためのヒント」)。その内容とLISHの支援経験をあわせて、確認したいポイントを7つにまとめました。
1. 「必ず1位」など順位を保証していないか
Googleは、特別な手段で検索やマップの順位を約束したり操作したりすることはできないとしており、順位の保証を警戒すべきサインに挙げています。「○位以内を保証」「上位表示を確約」とうたう会社は避けるのが無難です。
2. 作業内容と頻度が契約書に書かれているか
「投稿を月何回」「口コミ返信は何営業日以内」「写真の追加はどこまで」など、作業の中身と頻度が書面で決まっているかを確認します。Googleも、サービス内容と費用が明記された正式な契約書を契約前に入手するよう勧めています。
3. レポートで何が分かるか
Googleは、閲覧数やクリック数などのパフォーマンスを知る権利がある、としています。表示回数、検索語句、電話・経路検索・Webサイトへのクリックといった数字が毎月報告されるか、数字をもとに次の改善が提案されるかを確認しましょう。順位だけの報告では、来店につながっているかは判断できません。
4. 権限の渡し方は適切か
ビジネスプロフィールには「オーナー」と「管理者」の役割があります。管理者は情報の編集・投稿・口コミ返信などはできますが、ユーザーの追加・削除やプロフィールの削除はできません(出典:Googleビジネスプロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールのオーナーと管理者を管理する」)。運用を任せる場合も、オーナーは店舗側が持ち続け、外部の会社には必要な役割で追加するのが安全です。
5. ガイドラインに反する施策をしないか
ビジネス名に地域名やキーワードを足す、特典と引き換えに口コミを集める、といった施策は、プロフィールの停止や口コミの制限につながります。提案された施策がガイドラインに沿っているかを確認しましょう。具体的な禁止事項はMEO対策とは?の「やってはいけないこと」で解説しています。
6. 同じ業種・規模の店舗を支援した経験があるか
Googleは、ビジネスプロフィールの管理経験や、同じ規模・予算の業種での実績を確認するよう勧めています。飲食店とサロン、クリニックでは、選ばれる決め手も口コミの集め方も異なります。自店と近い業種での支援経験を具体的に聞いてみましょう。
7. 契約期間・解約条件・解約後の扱い
最低契約期間、途中解約の条件、解約したときに外部の会社の権限をどう外すかを確認します。表示できるビジネスプロフィールは1つなので、Googleも複数の会社を同時に試すのではなく、一度に1社と連携するよう案内しています。会社を変える場合の段取りも、契約前に聞いておくと安心です。
こんな営業には注意|Googleが挙げる警戒すべきサイン

MEO対策は電話営業も多い分野です。Googleの公式ヘルプでは、次のような行動を詐欺的な行動の兆候として挙げています。
- 掲載順位を保証する:特別な手段で順位を約束・操作することはできない
- Googleの社員を名乗る:担当者の名前を確認し、@google.com のアカウントからメールを送るよう求める。応じられない場合は社員でない可能性がある
- 「削除される」「権限がなくなる」と脅す:許可なくビジネス情報を削除したりアクセスしたりはできず、アクセス権を管理できるのはオーナーだけ
- 料金を偽る:合意より高い金額を請求される恐れがあるため、サービス内容と費用が書かれた契約書を事前に受け取る
- 成果を見せない:閲覧数やクリック数などを報告しない
外部の会社がポリシーに違反している場合は、Googleの専用フォームから報告できます(出典:サードパーティと連携してビジネス プロフィールを管理するためのヒント)。
自分で運用するか、会社に依頼するか
Googleビジネスプロフィールの運用そのものは無料で、店舗で続けられるなら自分で運用する選択肢もあります。判断の目安は次のとおりです。
| 自分で運用する | 会社に依頼する | |
|---|---|---|
| 向いている店舗 | 写真・投稿・口コミ返信を店舗で続けられる | 現場が忙しく更新が止まりがち、複数店舗を管理している、何から手を付けるか分からない |
| 費用 | 無料(担当者の時間はかかる) | 月額費用がかかる |
| おすすめの進め方 | 基本の整備を自分で行い、止まりやすい作業だけ外部に任せる方法もある | 作業内容とレポートが明確な会社を選び、月1回は数字を一緒に確認する |
自分で進める場合の手順は自分でできるMEO対策の始め方をご覧ください。
LISHのMEO対策
LISHでは、Googleビジネスプロフィールの権限・基本情報・カテゴリの整備から、写真・投稿・口コミ返信の方針設計と運用、検索語句と来店行動の分析、月次レポートまでを行います。300店舗以上の支援と、自社店舗(ドライヘッドスパ専門店など)の運営で得た知見をもとに進め、多店舗の運用にも対応しています。
| プラン | 月額(税別) | 主な内容 |
|---|---|---|
| MEO | 15,000円 | 対策キーワード〜4、内部最適化・外部対策・口コミ返信代行・Instagram連携 |
| MEO+ | 30,000円 | MEOの内容に加え、口コミ促進・投稿代行(月4回)・月次定例 |
| インバウンドMEO | 40,000円 | 多言語対応・対策キーワード〜8 |
※初期費用は各プラン50,000円(税別)、最低利用期間は6か月です。
自社店舗での実績
LISH株式会社が熊本で運営するドライヘッドスパ専門店「癒し〜ぷ熊本店」では、店舗情報・写真・投稿・口コミ返信を継続して運用しています。店舗サイトのGoogle検索での平均掲載順位は「熊本 ヘッドスパ メンズ」1.5位、「ドライヘッドスパ 熊本」1.7位、「熊本 ヘッドスパ」3.6位(クリック97回)、Googleビジネスプロフィールから店舗サイトへのクリックは3か月で339回でした。
※Google Search Console、2026年7月20日〜10月19日。Googleマップでの順位ではありません。詳しくはMEO対策とは?で紹介しています。
サービスの詳細はLISHのMEO対策をご覧ください。今のプロフィールの状態を確認したうえで、自分で続けられる部分と任せたほうがよい部分を整理してご提案します。
MEO対策会社選びでよくある質問

複数の会社に同時に依頼して比べてもいいですか?
見積もりや提案を複数社から取って比べるのは問題ありません。ただし、運用そのものは1社に絞りましょう。Googleも、表示できるビジネスプロフィールは1つなので、一度に1社と連携するよう案内しています。
途中で会社を変えることはできますか?
できます。オーナーの権限を店舗側で持っていれば、前の会社のユーザーを外し、新しい会社を追加することで切り替えられます。契約期間や解約の条件は、契約書で事前に確認しておきましょう。
成果報酬型と月額固定型はどちらがよいですか?
一概には言えません。成果報酬型は順位の測り方によって結果が変わり、月額固定型は作業内容とレポートが明確でないと成果を判断しにくくなります。どちらの場合も、順位だけでなく電話・経路検索・Webサイトへのクリックといった来店に近い数字で判断することが大切です。
まとめ:順位の約束より「作業内容と報告の明確さ」で選ぶ
MEO対策会社・代理店を選ぶときは、順位の保証をうたう会社を避け、作業内容・頻度・レポートの中身・権限の扱い・契約条件が書面で明確かを確認することが基本です。
- 「必ず1位」などの順位保証をうたう会社は避ける
- 作業内容と頻度、料金を契約書で確認する
- 表示回数・電話・経路検索などの数字が毎月報告されるかを確認する
- オーナー権限は店舗側で持ち、外部の会社には必要な役割で追加する
- 同じ業種・規模の支援経験と、ガイドラインに沿った施策かを確認する



