「MEO対策、月5万円は高い?それとも安い?」
業者から営業を受けたり、SNS広告を見ていると、「結局いくらが適正なのかわからない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、個人経営の店舗であれば、MEO対策の現実的なスタートラインは「月3万円前後」と言われています。ただし、この金額はあくまで目安にすぎません。相場だけで決めると、費用対効果が合わず失敗する可能性があります。
本当に重要なのは、自分の店で回収できる金額から逆算して決めることです。たとえば客単価5,000円の整骨院なら、月3万円払っても新規6人で元が取れます。この計算をせずに契約すると、費用対効果が合わないまま外注を継続してしまうケースも少なくありません。
この記事では、MEO対策の費用相場を整理したうえで、あなたの店舗にとって適正な予算を判断できるように解説します。
読み終える頃には、「いくら払うべきか」と「その根拠」が明確になっているはずです。ぜひ最後まで読んでみてください。

坂 紗希(ばん さき)|LISH株式会社 デジタルマーケティング事業部
LISH株式会社デジタルマーケティング事業部に所属。MEO(Googleビジネスプロフィール)対策とInstagram広告を中心に、実店舗の集客支援を担当。SEOライティングの実務経験を活かし、Google検索やマップで選ばれやすい店舗情報の最適化と、MEO投稿・運用による改善を行う。
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目次
MEO対策を外注する場合の費用相場

MEO対策の費用は「どこまで対応してもらうか」によって大きく変わります。多くの業者で共通している基本的な対応内容には、以下のようなものがあります。
- Googleビジネスプロフィールの初期設定・最適化
- 投稿更新
- 口コミ管理(返信・促進)
- 簡易レポート(月1回程度)
これらを含むプランの場合、費用相場は月3万〜6万円程度が一般的です。個人経営の美容院や整骨院であれば、まずはこの価格帯を基準に検討すると大きく外すことはありません。
一方で、対応範囲が広がると費用も上がります。
- 対策キーワードの追加
- 複数店舗の管理
- 競合分析・戦略設計
- 写真撮影やコンテンツ制作
これらを含む場合は、月5万〜8万円以上になるケースもあります。
このように「基本+オプション」で費用が決まるため、単純な相場だけで判断せず、対応範囲を必ず確認することが重要です。
月額固定型の費用相場
月額固定型とは、毎月一定の費用を支払う契約形態で、もっとも一般的なプランです。一例として、価格帯ごとの対応内容と向いている店舗規模は以下のとおりです。
| 月額価格帯(目安) | 主な対応内容 | 向いている店舗規模 |
|---|---|---|
| 1万円未満 | ・最低限の情報更新のみ ・投稿や口コミ対応なし |
競合がほぼいないエリア |
| 3万〜6万円 | ・投稿更新 ・口コミ管理 ・基本的な順位計測レポート |
地方郊外の小規模店舗 |
| 7万円以上 | ・複数キーワード対策 ・競合分析 ・戦略設計 ・広域エリア対策 |
都市部・競争が激しい業種 |
成果報酬型の費用相場
成果報酬型とは、「上位表示された日数」など成果に応じて費用が発生する契約形態です。相場は一般的に日額800〜1,500円程度で、「3位以内に表示された日だけ課金」といった条件が設けられています。
- 日額1,000円 × 上位表示20日 = 月額2万円
- 日額1,000円 × 上位表示30日 = 月額3万円
月額固定型と比べてどちらが合うかは、店舗の状況によって異なります。次のセクションで詳しく解説します。
初期費用の相場
初期費用とは、契約時に一度だけ発生するセットアップ費用のことです。相場は0〜5万円程度が多く、無料としている業者も見られます。主に初期段階で行われる作業として、以下のようなものがあります。
- Googleビジネスプロフィールの初期設定・最適化
- 競合店舗の調査・分析
- 対策キーワードの選定
初期設計の質は、その後の成果に大きく影響するため、単なる初期設定費用ではなく「土台づくりの費用」と捉えることが必要です。
ただし、初期費用が無料の場合でも、その分が月額費用に上乗せされているケースがあります。金額の安さだけで判断せず、契約期間全体の総額で比較するようにしましょう。
月額固定型と成果報酬型はどちらを選ぶべき?
費用の数字だけ見ると成果報酬型の方がリスクが低く見えますが、一概にそうとは言えません。それぞれの契約形態が向いている状況を表にまとめました。
| 月額固定型 | 成果報酬型 | |
|---|---|---|
| 費用 | 毎月一定額 | 成果が出た分だけ |
| 予算の見通し | 立てやすい | 成果次第でブレる |
| 向いているケース | 競合が多い・長期運用したい | まず試したい・初期コストを抑えたい |
| 注意点 | 成果が出なくても費用が発生 | 上位安定後は固定型より高くなる場合がある |
月額固定型が向いているケース
以下のような状況に当てはまる場合は、月額固定型が向いているケースです。
- 競合が多いエリアで運用している
- 長期的に安定した集客を作りたい
- 毎月の費用を一定に保ちたい
MEO対策は投稿や口コミ、ユーザー行動の蓄積で評価されるため、継続的な運用が前提になります。費用が一定で予算管理がしやすい点も、長期運用には向いています。
ただし、成果が出ていない段階でも費用が発生する点は注意点です。「何ヶ月で判断するか」をあらかじめ決めておくことで、成果が出ていないのに払い続けるというリスクを防げます。
成果報酬型が向いているケース
以下のような状況に当てはまる場合は、成果報酬型が選択肢になります。
- MEO対策の効果をまず小さく試したい
- 初期コストをできるだけ抑えたい
- 競合が少なく、対策難易度が低いエリアにいる
ただし、契約前に以下の3点は必ず確認してください。
- 成果の定義が順位上昇だけになっていないか
- 上位表示が安定した後の月額上限はいくらか
- 競合が少ないエリアで、簡単に上位表示されて費用だけ発生しないか
もし、どちらの契約にするか迷った場合は月額固定型から始める方が無難です。成果報酬型は一見リスクが低く見えますが、上位表示が安定してきた段階で費用が膨らみやすく、結果的に固定型より総額が高くなるケースも少なくありません。

吉田 和史(よしだ かずし)|LISH株式会社 代表取締役CEO
検索順位だけを成果指標にすると、実際の問い合わせや来店につながっていない場合でも費用が発生する可能性があります。順位に加えて、通話、予約、Webサイトクリックなど、集客につながる行動指標も確認できる契約が望ましいでしょう。
MEO対策の費用が変わる理由
MEO対策の費用が業者ごとに大きく異なるのは、「何をどこまでやるか」が違うためです。主に、以下の3つの要素によって費用が変わります。
- 費用に含まれる作業内容の違い
- 業種や競合状況の違い(対策難易度)
- 業者ごとの運用方針の違い(簡易運用か本格運用か)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
費用に含まれる作業内容の違い
月額費用の中に何が含まれるかは、業者によって大きく異なります。具体的な作業内容としては、以下のようなものがあります。
- 投稿の管理・定期更新
- 口コミへの返信対応
- 写真の追加・最適化
- 競合分析・動向チェック
- 月次レポートの作成・共有
同じ「月5万円」でも、投稿管理だけのプランと競合分析+レポートまで含むプランでは、内容がまったく異なります。作業内容の差がそのまま費用の差になるため、金額だけで比較するのではなく、自店舗のニーズに合う内容が含まれているかを必ず確認しましょう。
業種や競合状況による違い
また、業種や周囲の競合状況によっても、費用は変わってきます。競合が多いエリア・業種ほどMEO対策に必要な工数が増え、費用も上がりやすい傾向があります。反対に、競合が少ない地域であれば、低予算でも上位表示を狙いやすいケースもあります。
業種・競合状況によって変わる適正予算について、ここでは整骨院・美容院・歯科医院の3業種を例に、より具体的に確認してみましょう。
整骨院のケース
競合が複数いる駅前・住宅街エリアの整骨院では、複数キーワードへの対応や口コミ管理が必要になるため、月3〜5万円が現実的な相場になりやすいです。
例えば、競合が6店舗前後いる状況では、最低限の情報更新だけでは差別化が難しくなります。そのため、投稿や口コミ対応など、一定の運用工数が必要になるケースが多いです。
美容院のケース
美容院は競合数が多い業種のため、費用がやや高めになりやすい傾向があります。駅前・繁華街エリアでは競合が10店舗前後になるケースもあり、月4〜6万円が現実的なレンジです。
写真や投稿の質が順位に影響しやすく、運用代行込みのプランが必要になりやすい面があります。継続的な更新やビジュアル強化の工数が必要な場合は、費用が上がりやすい特徴があります。
歯科医院のケース
歯科医院は、インプラントや矯正など1回あたりの治療単価が高いため、他業種と比べてMEO費用を回収しやすい業種です。その分、月5〜8万円前後と高めの予算を設定しているケースが多く見られます。
複数の治療メニューに対応するためキーワード数が増えやすい点も、費用が上がりやすい要因のひとつです。ただし、単価の高さゆえに費用対効果の計算が立てやすく、MEO対策との相性がよい業種といえます。
対応内容による費用の違い
業者やプランによっても、金額が大きく異なることがあります。主な違いを整理すると、以下のとおりです。
| 安価なプラン | 高価格帯のプラン | |
|---|---|---|
| 対応内容 | 定型作業中心 | 戦略設計・改善提案まで対応 |
| レポート | 簡易的 | データ分析あり |
| サポート | 対応が限定的 | 専任担当がつく場合あり |
このように、対応範囲が広がるほど費用は高くなる傾向があります。また、費用差には以下のような要因も関係しています。
- 実績のある業者ほど戦略設計の精度が高い
- 専任担当やチーム体制の場合は人件費がかかる
- 広告代理店などはマージンが上乗せされることがある
このように、価格は作業量だけでなく運用の質によっても変わります。そのため、「安いか高いか」ではなく、自店舗の目的に対して適切な体制かどうかを基準に判断する必要があります。
MEO対策で失敗しない予算の決め方

ここまで一般的な費用相場を見てきましたが、最も重要なのは「いくら払うべきかの決め方」です。結論として、予算を決める際は、以下の2つの考え方を使い分けます。
- 予算上限を決める式:客単価 × 増やしたい新規数
- 回収ラインを確認する式:MEO費用 ÷ 客単価
ここでいう予算とは、回収できる上限金額を指します。前者の計算式で「いくらまでなら払えるか」を決め、後者で「何人集客すれば元が取れるか」を確認します。
たとえば、客単価5,000円の整骨院でMEO経由の新規を月6人増やせれば、5,000円 × 6人 = 3万円となり、月3万円前後がひとつの現実的なスタートラインになります。
「相場が3〜5万円だからその範囲で決める」という考え方ではなく、自分の店で回収できる金額を基準に考える必要があります。ここまでの考え方をもとに、実際の予算設定は次の3ステップで進めます。
ステップ1|MEOで増やしたい新規数の目標を決める
まず、現状の集客状況を確認しましょう。Googleビジネスプロフィールでは来店数そのものは確認できないため、「通話」「予約」「ルート検索」「Webサイトクリック」などのインタラクション数をもとに、ユーザーの行動状況を把握します。
目標新規数は、いきなり大きく置かないことが大切です。なぜなら、MEO対策は「表示回数 → クリック → 来店」という順で段階的に成果が積み上がる施策だからです。施策を開始してすぐに来店数が大きく増えるわけではなく、まずは露出や検索順位の変化が先に現れます。
そのため、最初から「月20人増」のような大きな目標を設定すると、本来は途中段階で成果が出ているにもかかわらず、効果がないと判断してしまいやすくなります。
現在の新規来院が月15〜20人であれば、まず月3〜5人増を最初の目標ラインとして設定するのが現実的でしょう。
ステップ2|客単価から回収ラインを計算する
次に、ステップ1で設定した目標新規数をもとに、その達成に必要な回収ラインを確認します。
MEO月額費用 ÷ 客単価 = 回収に必要な最低新規数
- 月3万円 ÷ 5,000円 = 6人が最低回収ライン
- 月5万円 ÷ 5,000円 = 10人が最低回収ライン
まずは単発売上ベースで計算し、リピートは考慮しない状態でシミュレーションするのがおすすめです。整骨院や美容院のように継続来院が見込める業種では、LTVベースで考えるとさらに許容予算が上がります。
たとえば新規1人が3回来院すれば、1人あたりの価値は5,000円 × 3回 = 15,000円になります。単発で回収できる金額をベースに、リピートが見込める分を「上乗せ余地」として考えるのが現実的な判断方法です。
ステップ3|何か月続けて検証するかを決める
最後に、検証の期間を設定しましょう。一般的に、MEO対策の効果が出始めるまでの目安は3〜6ヶ月と言われています。これは、投稿や口コミ、ユーザー行動データなどが蓄積され、Googleの評価に反映されるまでに時間がかかるためです。
したがって、段階にわけて判断軸を設定するのがおすすめです。
- 1〜2ヶ月目:順位変動・インプレッション数の増減を確認する時期
- 3〜4ヶ月目:Googleマップ経由の問い合わせ・来店数に変化が出始める時期
- 6ヶ月目:費用対効果を総合判断するタイミング
たとえば、「3ヶ月で新規ゼロなら即解約」は少し早計です。ただし、6ヶ月経っても数字に変化がない場合は、業者・プランの見直しを検討すべきでしょう。
契約期間(6ヶ月・12ヶ月)と検証タイミングを事前に照らし合わせておくことが、後悔しない判断につながります。
MEO対策の費用を抑える方法
MEO対策に費用をかける場合でも、できるだけ抑えたいと考える方は多いでしょう。ただし、重要なのは安くすることではなく、回収できる範囲で最適な投資を行うことです。その点を押さえた上で、費用を抑えるためのポイントをご紹介します。
すべて任せず、できる部分は自社で対応する
MEO対策の費用を抑えるうえで効果的なのが、業者にすべてを任せるのではなく、対応範囲を分けることです。
投稿作成・写真追加・簡単な口コミ返信などは、自社でも対応できる作業です。これらを内製化し、専門的な分析や戦略設計など必要な部分だけを外注することで、無駄なコストを抑えながら効果検証を進めることができます。
特に口コミ返信と写真追加は、ユーザーからの信頼性やクリック率に影響しやすいため、優先的に取り組むのがおすすめです。
こうした運用方針を決めるためには、「どこまで自社で対応するか」「どこから外注するか」を整理することが重要になります。
最初から高額プランを選ばない
MEO対策は、いきなり高額なプランから始める必要はありません。まずは月3万円前後の最低限プランからスタートし、効果を確認しながら段階的に予算を上げていく進め方が現実的です。
特に初期段階では、「本当にMEOで集客できるのか」「自店舗と相性があうのか」を見極めることが欠かせません。いきなり月5万円以上のプランで契約してしまうと、効果が出なかった場合のリスクが大きくなります。
そのため、まずは検証を目的に小さく始める。そのうえで、成果が見えてきたタイミングで投資を増やしていく。こうした段階的な運用が基本です。
キーワード数・対応範囲を絞る
MEO対策の費用は、対策するキーワード数や対応範囲によって大きく変わります。そのため、最初から広く手を出すのではなく、「地域名+業種」などの主要キーワードに集中するのが基本です。費用を抑えながら、効果も狙いやすくなります。
キーワード数が増えるほど管理や分析の工数が増えるため、その分費用も上がりやすくなります。特に初期段階では、効果が出やすいコアキーワードに絞って運用し、成果を確認しながら徐々に範囲を広げていくのが現実的です。
まずは「ここで上位を取りたい」という軸を明確にし、成果を見ながら徐々に範囲を広げていくと、無駄なコストをかけずに運用できます。
MEO対策を自社で運用するか外注するかの選び方
MEO対策は、自社で運用することも、外注することも可能です。ただし、費用をかけるべきかどうかは、単純なコスト比較では判断できません。重要なのは、どちらが自店舗にとって成果につながるかという視点です。
ここでは、自社運用と外注それぞれが向いているケースを整理し、判断の基準を明確にしていきます。
自社運用が向いているケース
MEO対策は、必ずしも外注しなければ成果が出ないわけではありません。条件が揃えば、自社運用でも十分に効果を出すことが可能です。特に以下のような場合は、自社運用から始めるのが現実的です。
- 競合店舗が少なく、対策難易度が低い
- Googleビジネスプロフィールの基本情報が未整備
- まずは低コストで効果検証したい
- 運用に割ける時間が確保できる
たとえば、同一エリアに競合がほとんどいない場合は、基本情報の最適化や投稿更新だけでも上位表示につながるケースがあります。このような環境であれば、まずは自社で取り組み、必要に応じて外注を検討するという進め方が合理的です。
外注が向いているケース
一方で、すべてを自社で対応しようとすると、時間やノウハウの不足によって成果が出にくくなるケースもあります。特に以下のような場合は、外注を検討したほうが効率的です。
- 本業が忙しく、運用に時間を割けない
- 競合が多く、対策難易度が高い
- ノウハウがなく、試行錯誤に時間がかかる
MEO対策は「投稿・口コミ・ユーザー行動」の積み重ねによって評価されるため、継続的かつ戦略的な運用が求められます。そのため、時間や知識が不足している状態で無理に自社運用を続けるよりも、外注によって安定した運用体制を作るほうが、結果的に費用対効果が高くなるケースも少なくありません。
単純な費用だけでなく、時間コストや機会損失も含めて判断してみましょう。

坂 紗希(ばん さき)|LISH株式会社 デジタルマーケティング事業部
MEO対策の外注で失敗しないための確認ポイント

MEO対策の予算や契約形態が決まったら、次に行うのが業者への見積もり依頼です。ただし、ここで確認を怠ると、「思っていた内容と違った」「費用に見合わない」といった失敗につながる可能性があります。
そこで、ここからは見積もり時に必ず確認しておきたい3つのポイントを解説します。
費用に含まれる施策内容を確認する
見積もり金額と同時に、「具体的に何をやってくれるのか」を必ず確認しましょう。同じ金額でも、含まれる施策内容によって成果は大きく変わります。確認すべき項目の具体例は以下のとおりです。
- 投稿の頻度・内容
- 口コミ対応の有無と返信の内容の質
- 月次レポートの内容と共有頻度
- 写真撮影の有無とオプション料金
- 対策キーワードの数とエリアの範囲
「やってくれると思っていたのにやってくれなかった」というトラブルは、こうした認識のズレから起きるケースがほとんどです。そのため、どこまでが契約範囲なのかを書面で確認しておくことが重要です。あいまいな部分を残さないことで、後からのトラブルを防ぐことができます。
契約期間と解約ルールを確認する
MEO代行の契約には、最低契約期間(6ヶ月・1年など)が設定されているケースが多くあります。
特に注意したいのは、「成果が出なくても途中解約できない」状態になることです。この状態になると、効果が出ていないにもかかわらず、費用だけを払い続けることになってしまいます。たとえば、1年契約で月5万円の場合、最大で60万円の費用が発生する可能性があります。
このリスクを避けるためにも、契約前に必ず以下のポイントを確認しておきましょう。
- 最低契約期間はいつまでか
- 途中解約した場合の違約金はあるか
- 解約の通知期限はあるか
これらを事前に確認しておくだけで、契約後のトラブルは大きく防ぐことができます。
見積もり金額が適正かを判断する
相場から大きく外れた見積もりには、必ず理由があります。金額だけで判断せず、なぜその価格なのかを確認しておきましょう。
安すぎる場合は、作業が自動化・形骸化していないかに注意が必要です。たとえば「月5,000円でMEO対策」といったプランでは、投稿がテンプレート化されていたり、口コミ対応が行われていなかったりするケースもあります。何が含まれていて、何が含まれていないのかを把握しておくことが欠かせません。
一方で、高すぎる場合は、費用に見合った内容になっているかを見極める必要があります。不要なオプションが含まれていないか、対応範囲が適切かを冷静に確認しましょう。「高い=安心」とは限りません。
見るべきなのは、相場内かどうかではなく、その費用でどこまで対応してくれるのかです。費用と施策内容のバランスで判断することが、見積もりで失敗しないための基本になります。
MEO対策の外注で多い失敗パターン
見積もり内容を十分に確認せずに契約してしまうと、費用対効果が合わないまま運用が続いてしまうケースがあります。ここでは、実際に起きやすい失敗パターンを紹介します。
相場だけで判断してしまったケース
相場に合わせて月5万円のプランで対策をしたが、新規が月2人しか増えず、客単価5,000円 × 2人 = 1万円しか回収できなかった。
これは、「相場=適正価格」と考えてしまったことで起こる失敗です。実際には、適正な費用は店舗ごとの客単価や目標によって変わります。そのため、「いくらまで回収できるか」を基準に予算を決めることが重要です。
目標新規数を決めずに契約したケース
目標の新規数を決めていなかったため、なんとなく新規数は増えたものの、効果があるのか判断できないまま6ヶ月が経過し、結果的に30万円を使ってしまった。
MEO経由の新規顧客かどうかは正確に判別しにくいため、来店時アンケートや予約時の流入元確認などで、店舗側でも把握できる仕組みを整えておく必要があります。
目標がないと、費用対効果や改善の判断ができず、解約のタイミングも見失いやすくなります。契約前に、何人増えたら成功と判断するかを決めておきましょう。
検証期間を決めずに契約したケース
「もう少し待てば成果が出るかも」と言われ続け、判断基準がないまま契約を更新してしまい、結果的に1年間費用を払い続けることになった。
MEO対策は効果が出るまでに時間がかかるため、検証期間を決めていないと判断が後ろ倒しになりやすくなります。「3ヶ月で中間判断・6ヶ月で最終判断」など、あらかじめ基準を決めておくことが重要です。
MEO対策の費用は相場ではなく回収ラインで判断する
ここまで見てきたとおり、MEO対策の費用は「相場」で決めるものではありません。大事なのは、その費用を回収できるかどうかです。判断の基準はシンプルです。
客単価 × MEO経由で増やしたい新規数 = 払っていい上限金額
この計算をしておけば、無理なく払える金額の目安が見えてきます。逆に、ここが曖昧なまま契約すると、費用だけが先行してしまいがちです。
もし迷ったときは、次の3つを確認してみてください。
- この費用は回収ラインに収まっているか
- 対応内容は自店舗の課題に合っているか
- 検証期間と解約条件に無理はないか
最初から高額なプランを選ぶ必要はありません。まずは小さく始めて、数字を見ながら調整していく。この進め方が、結果的に無駄なコストを防ぎやすくなります。
一度、自店舗の客単価と「増やしたい新規数」で計算してみてください。その数字が出れば、MEO対策にいくらかけるべきか、自然と判断できるようになります。
LISH株式会社では、店舗事業者向けの支援サービスを行っております。
(WEBサイト・LPサイト制作、MEO対策、WEB広告運用、ホットペッパービューティー運用コンサル・代行サービス etc…)
ご興味がある方は無料相談を実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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吉田 和史(よしだ かずし)|LISH株式会社 代表取締役CEO
LISH株式会社 代表取締役CEO。店舗集客に強いWebマーケターとして、MEO対策(Googleビジネスプロフィール)、Google/Yahoo/Meta広告運用、LP・Webサイト制作、Webコンサルティングを軸に支援を行う。自社でもフランチャイズ加盟の実店舗を4店舗運営し、現場のオペレーションと数字に基づく改善に強み。累計300社以上の店舗支援実績を持つ。
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